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勝手気ままに書いてます  釣りの コラム


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野草の花が好きアウトドア 2014/09/15

 私のホームページ(HP)の釣行記や壁紙には、野草の花の写真が実に沢山出てきます。人によっては「くどい」とか「釣行記の邪魔」などと言う意見の方もおられるかも知れません。なにせ、いつも同じ様な花の写真ばかりですし、紙面のかなりの部分を占めていて、見たくも無い人には鬱陶しいだけなんでしょう。でも、私は花の写真の掲載を止めるつもりはありません。私は野草の花が大好きなのですから。

 栽培されている花(栽培種)の方が、大きくて華々しくて見応えがある・・と言う意見の方が殆どではないでしょうか。中には百合の仲間の様な巨大な花もありますが、野草の花というのは、殆どがとても小さく、うっかりしていると見過ごしてしまいそうなものばかりです。ですが、良く見るとそこには栽培種には無い独特の魅力があることに気が付かれると思います。

 そもそも花というのは人が鑑賞するために咲いているのではありません。小さな虫たちに受粉を促すために咲いています。そのため、本来、花はとても小さいのです。でも、虫の目になって野草の花を見てみると、これは実に魅力的で、ついつい蜜を吸いに・・・ではありませんが、見入ってしまうのです。虫たちの本能には花に誘われる様に刷り込まれているのでしょうが、それは人でも同じ様です。

私の最も好きな、春を告げる花たち フクジュソウ(福寿草)、カタクリ(片栗)、イワウチワ(岩団扇)

 野草の花はどれも好きですが、中でも一番は「スプリングエフェメラル(春植物・春の妖精)」と呼ばれる一連の花たちです。夏から冬のとても長い間、彼らは夏の強い雑草たちから逃げる様に地下でひっそりと過ごしています。そして、春になり雪解けを迎えると、まだ枯草以外には何も無い茶色い地面から、その小柄な背丈の割にはとても大きな、そして非常に華やかな色彩を放つ花を、一斉に咲かせるのです。

 そう、スプリングエフェメラルは、東北の、特に日本海側に住む人達にとって、長くて暗いモノトーンの世界を、フルカラーの世界に劇的に変える魔法使いなのです。そして、彼らが一斉に花を咲かせる頃、渓流に棲む魚たちも目を覚まします。同時に、渓流の釣り師たちもフィールドに戻ってきます。長い冬から解放され、生命の息吹を感じる季節の象徴でもあるのです。決して見飽きることなど無いのです。


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