クリックして閉じる

 

ミニオフレポート

北海道釣行日誌2026(6)(7月11〜20日)


気象庁は「北海道には梅雨は無い」と言い張っていますが、数年前までの蝦夷梅雨とは明らかに異なる強い豪雨が頻発していて、どう考えても「北海道にも梅雨はある」としか考えられません。7月の中旬は正に北海道の梅雨の真っ只中であり、雨の多い鬱陶しいお天気が続いています。濁りでルアーフィッシングには好都合ですが、吸血昆虫と湿気と背の高い雑草で気分は最悪であり、釣り人達の活性も一時的に下がります。もっとも、昨年はこの時期、猛暑に悩まされましたが、今年の渓は未だ水量も多く、年前半の最後の大物のチャンスとなりそうです。
(下写真は、梅雨の大雨で増水した別海の渓)


注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。


【7月12日(日)雨の中の渓も釣り人で一杯】

10日からの3日間は、道内で災害級の大雨となり、この日12日は、十勝でも記録的豪雨となった地点もある様です。ヒマを利用して、家内に海鮮物を送ったり、洗濯、買い物、釣り具の調達など、一気に済ませました。そして、幸いにも釧路・根室地区だけはこの日、少しだけ雨の降らない時間があったため、日曜で人の多いのを覚悟しながら、お昼頃に少しだけ出漁してみました。雨で殆どの渓は泥濁りでしたが、別海の湧水の渓はそれでも大した濁りは出ていません。しかしながら、日曜で渓は釣り人の車が随所に見られ、ほとんど何もせずに退散してきました。

拡大

拡大

雨で増水した別海の湧水の渓 濁りは思ったほどでは無かった ミヤママタタビのピンクが映える

【使用タックル】
ありません。

【7月13日(月)水温の高い湖からの渓は釣れない】

この日も午前中は結構な雨でしたが、午後から晴れ間が出たため、15時ころからのんびりと出漁してみました。釣り場は雨後でも濁りの余り出ない、大きな湖を源頭とする大本流で、しかも入渓地点は誰もが知る超有名ポイントです。改良したスピナーのテストも行いたかったため、どうせ釣れないだろうと思いながらの入渓でした。スピナーはBretton#2の胴体をバラし、管付チヌのダブル段差フックに取り換えた物で、前回のバレまくりを防げる様にと改良したものでした。ただ、釣り場に到着してガッカリでした。明確な踏み跡には、新しい足跡が一杯でした。

拡大

15時過ぎから巨大湖から流れ出る渓へ 改良したスピナーのテストも兼ねて しかし、明確な踏み跡に足跡だらけ

ただ、このスピナーに限らず、ミノーや普通のBrettonなど、幾つかのルアーを投げまくりましたが、結局、何も釣れませんでした。おかしいなと思い、水温を測ってみると既に22℃を超えていて、どうやら湖の表層水温が既に真夏の状況になっていた様で、これではまず釣れません。阿寒湖では前週に17℃前後だったため、まだ大丈夫かとタカを括っていたのが間違いでした。でもま、この日は気温が27℃ほどまで上がる釧路地区では珍しくクソ暑い日で、夕方のひと時を、青空の広がる涼しい渓畔で過ごせたのは幸いでした。

拡大

拡大

雨後の割には濁りはそれ程でも無い 水温は既に22℃を超えていて釣れない 珍しいピンクのエゾノシモツケソウ

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、
Bretton改造スピナー、Bretton#2/金赤、Sukari50ssDeep/オイカワOB、他

【7月14日(火)別海の仇を十勝で討ち取った?お話】

道内は未だ雨後の濁りで釣りにならない状況の様でしたが、水温も高いこんな時期は、湧水の渓で釣る以外は無く、この日も午前中は別海のいつもの湧水の渓へ向かいました。水温は18℃台でうっすらと濁りが入り、ルアー釣りには最適の状況です。そして、写真下のポイントにミノーを投げ込むと、いきなり50cm以上はありそうな大ニジマスがヒット。狭いポイントのため、いつもは強引に寄せてランディングするのですが、この獲物は馬力が凄く、4回も大ジャンプをした後、一瞬だけラインを止めたスキに、体を縦回転させて鉤を外し、逃げていきました。

拡大

拡大

拡大

午前中は別海の湧水の渓へ、水温は低い 狭い場所で4回も大ジャンプをし逃げた 大きく十勝まで移動して仇討ち

十勝に所用が有ったため、午後は180km・2時間半をかけて、大きく帯広方面へ移動しました。しかし、大ニジマスに逃げられて、腹が立って悔しくて仕方無い私は、夕方に十勝のホームの渓でまたまた竿を出してしまいました。こちらの釣り場は水温21℃ほどでしたが、雨で水温が下がっている筈であり、しかも結構な濁りでルアーでも十分に勝負になりそうな気配。そして、スピナーや小さなミノーを投げ続けると、荒瀬のド真ん中で35cmのニジマスがヒット。大ニジマスと比べるとサイズは小さく、これで別海の仇を十勝で討ち取れた?んでしょうかね。

拡大

拡大

雨で増水し、適度な濁りでルアーに最適 なぜかこんなチビヤマメが何尾も釣れた 結局、スピナーで釣れたニジマス35cm

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、
Bretton改造スピナー、Bretton#2/金赤、RyukiDart38S/チャート、Sukari50ssDeep/オイカワOB、他

【7月15日(水)雨後の渓は既に真夏だった】

午後から雨の予報だったこの日は、珍しく早朝6時過ぎから釣り始めました。というのは、前日に気温が30℃近くまで上がり、渓水温は20℃を超えていました。この日の最高気温も30℃と真夏日予想であり、昼間は水温が上がり過ぎて釣れないだろう(3-2-2参照)と考えたからです。実はキャンピングカーでの旅のため、夜は某町内の河川敷公園で車中泊をしていて、車からほんの30mほどでホームの渓の河原に出る事ができるのです。そこで朝のチョイ釣りを、と考えた訳でした。早朝はまだ涼しく、釣り始めるとすぐに34cmまでのニジマスが3尾ほど釣れました。

早朝6時に起きてホームでチョイ釣り 34cmまでの元気なニジマス君がお相手 相も変わらず、チビヤマメも釣れる

一旦撤収した後、13日に作ったスピナーの改良型をテストするため、お昼前に再び竿を出しています。前回の改造スピナーはバレまくりでしたが、その理由は、水中で高速に回転するため、ダブルフックの紐の部分がくるくると撚れてしまい、鉤が横向きになったり絡んだりしていたからです。この問題を解決するため、フックの手前にヨリ戻しを取り付けました。ただ今度は、なぜかうまくブレードが回転してくれず、再度改良の必要がある事が判りました。ちなみに、渓の水温は22℃台で、普通のスピナーでも、全く何の反応も有りませんでした。熱中症になりそうでした。

拡大

拡大

拡大

お昼前の渓は水温22℃台で全く釣れず 紐が撚れない様に改良したスピナー 十勝では秋撒き小麦の収穫が始まった

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、
Bretton改造スピナー、Bretton#2/金赤、RyukiDart38S/チャート、他

【7月17日(金)猛暑の日は最源流部で涼むに限る】

前日16日は帯広・北見で34℃を記録し、今年一番の暑さとなりました。十勝に滞在していましたが、水温が上がり過ぎて全く釣りにならないと同時に、年寄りには熱中症の危険が有るため、日がな一日、喫茶店で涼んでいました。もっとも、喫茶店も2日目となると飽きてしまうため、涼しいホームの渓の源流部で遊ぶ事にしました。ただ予想外だったのは、いつものダム上の釣り場は、何かの工事をやっておられ、立ち入りが禁止になっていました。仕方なく、更に上流側の源流部へ移動し、オショロコマを釣る事に。

拡大

拡大

ホームの渓の源流部は既にジンクリア 相変わらず小ニジマスがポツポツ 十勝は今、巨大コンバインが大活躍

まず最初は6月27日にも入渓した、小ニジマスのポイントへ。こちらでは相も変わらず20cm前後のチビニジマスが元気でした。ニジマスは3尾ほど釣れましたが、ただオショロはゼロ。それでもオショロの顔を見たくて、更に最源流部の熊の出そうな細流へ、久しぶりに足を運びました。こちらではオショロ達がすこぶる元気で、20cmまでのオショロが次々と連発してくれました。この渓の下流部で釣れるオショロは、全体に色が白っぽいのですが、最源流部まで来ると、色の濃い非常に綺麗なオショロコマが釣れます。最源流部では、オショロコマ達はまだまだ健在でした。

拡大

拡大

拡大

最源流部の細流では色の濃いオショロ 非常に綺麗なオショロの写真が撮れた 最源流部ではオショロコマが健在だ

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、
Bretton#2/金赤、Ryuki38S/ゴールドヤマメ、他

【7月18日(土)3連休の人ゴミの中で改造スピナーの試釣】

この日の午後から丸2日間は大雨の予報が出ていましたが、久しぶりの3連休とあって、それでもホームの渓は札幌や旭川からの釣り客で一杯でした。雨で釣りに出る気も無かったのですが、数日前から手がけていたスピナーの改造が最終段階になっていたため、午前中の短い時間だけホームの釣り場に入渓してみました。前回作ったスピナーは、丸い鉛の錘を使っていたため、ブレードがうまく回ってくれませんでした。そこで今回は、その錘の形状を砲弾型の1号に代えて作り直したところ、着水とほぼ同時にブレードが回転し始める様になってくれました。

拡大

拡大

拡大

大雨の予報でも3連休で釣り人だらけ 改造ブレットンの最終テストが目的 何とか人のいない場所へ入ったが・・

ただ、入渓した場所は既に釣り人が通過した後の様で、魚の反応がイマイチでした。それでも2時間ほどで、20cm前後のニジマスのおチビちゃんが3尾と、今回もなぜか小ヤマメが4尾も釣れてしまいました。今回はダブルフックの紐の部分が撚れる事はありませんでした。また一度ヒットするとバレは殆ど無く、ダブル段差フックの特性が発揮されている様でした。これで大きなニジマスがヒットしても、バレが激減しれくれるだろう事を願い、同じスピナーを何本か量産?してみたいと思っています。はて、これで大ニジマスは釣れてくれるのでしょうか。

拡大

拡大

改造スピナーもようやく使える物なった 12時を過ぎると雨が本降りとなり撤退 早くもデントコーンの花が咲き始めた

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、Bretton改造スピナー

【7月20日(月)豪雨の翌日の阿寒湖は大釣りの大チャンス】

19日は全道で記録的な豪雨となり、道内の殆どの河川は酷い泥濁りとなりました。加えてこの日以降、暫くは30℃前後の気温の高い状況となり、河川での釣りはほぼ不可能でした。ただ、これまでの経験で、豪雨の翌日は阿寒湖などの湖で大釣りが期待できます。雨で活性が低い状態が暫く続いた後に、大雨で湖に餌が流れ込んでくるためではないかと考えています。そして幸いにも、20日から23日まで、3日連続で阿寒湖はベタ凪のボート釣り日和の予報が出ていました。こんな条件揃いの状況なら、阿寒湖でレイトロ以外に選択肢はありません。

拡大

拡大

阿寒湖のボート釣り券/¥2,000-也 午前中はほぼベタ凪のボート釣り日和 馬の背の回りにアメマスの大群が見える

この日は3連休の最終日で、ボート釣りの人も3組ほどおられたようですが、広い湖なので競合する事はほぼありません。午前中の早い時間は反応がイマイチだったため、とりあえずジギングでアメマスを狙いましたが、これが異常とも言える位の活性の高さで、C-missionを投下すると次々に大型のアメマスが喰い付いてきました。ジギングでの最大は57cmでしたが、全部で10尾ほど釣った後、腕が痛くなって来たので止めました。その後は、中サイズの潜行板を使って、水深8m付近をD-contact72ワカサギでひたすらニジマス狙いとしました。

拡大

拡大

ジギングで釣れた金アメマス57cm お昼前にニジマス41cm、46cmの2尾 こんな湖のド真ん中にも魚影が一杯

ただ、アメマスの活性が異様に高く、湖のド真ん中でも次々とアメマスがヒットしてきます。それでもお昼前には46cmと41cmの雌のニジマスがヒット。そしてもう14時ころでしたが、写真上右の本当にド真ん中で、この日の最大のアメマス61cmがヒット。更に納竿寸前の14時半ころ、この日一番の強烈な魚信が出て、大ニジマスか!と一瞬は喜んだのですが、獲物は52cmの大サクラマスでした。15時頃には風が強くなり撤退しましたが、この日はニジマス46、41cmの2尾、サクラマスは52cmとおチビちゃん3尾の計4尾、アメマスは61、57、57、52cm、40cm台9尾、40cm未満7尾の計20尾、総合計で26尾の、久々の大漁でした。

拡大

拡大

湖のド真ん中で釣れたアメマス61cm 納竿直前に釣れた大サクラマス52cm 阿寒湖の大サクラマスリリース

【使用タックル】
レイトロ:PalmsLakezeeLSZS-991、StradicC3000、Durasensor8+Si2(2号/35lb)+Nanodax23lb、
自作潜行板中サイズ、Dコンタクト72S/ワカサギ(SBL)
ジギング:CarddiffNX/S83ML、VanquishC3000、Durasensor8+Si2(2号/35lb)+Nanodax23lb、
C-mission28g/サケチギョ、チャートグリーン(SBL)