![]() 6月になりました。6月の初旬の10日間は、新潟の釣友もっくんに来道して頂き、一緒に釣りを楽しむ事となりました。北海道で最も釣りに適した季節と言えば、この6月の初旬ではないかと考えています。そのため、今回は無理をして6月の初にもっくんに来て頂きました。しかしながら、6月1〜3日は、十勝では30℃を超える真夏日となり、その後の5日間ほどは寒波が入り、最高気温が15℃前後まで下がるとの予報。こんな状況下で、はたしてもっくんは大ニジマスを釣り上げる事ができるのでしょうか。 (下写真は、十勝の源流で釣りを楽しむもっくん) ![]() ![]() 【6月1日(月)新潟のもっくん来道】 もっくんの来道は2年ぶりでした。前回も6月の下旬の良い時期でしたが、この3年ほどは温暖化で季節が早く進んでいるため、今回は6月の初旬となりました。ところが、この日の十勝の最高気温は32℃。6月初でこの気温は、これまで見た事がありません。しかもなお悪い事に、3日後には寒波で気温が大幅に下がり、15℃の予報となっています。でもま、お天気には勝てませんので、成り行きに任せるしかありません。ただこの日は、十勝の平野部では猛暑で体力的に持ちそうもありません。仕方なくダム上の源流部へ逃げ込みました。
この釣り場では、雨後の濁りの出た状況であれば、大ニジマスや大アメマスが何度も釣れています。しかし、3日前の雨の後は全く降雨が無く、現地に到着してがっかりしたのは、渓水の透明度が非常に高く、釣りになりそうも無かった事です。それでも釣り始めると、おチビちゃんがポツポツと釣れてくれて一安心。もっくんには26cmまでのニジマスが6尾ほど、アメマスも2尾ほど釣れてくれ、この気温の高さの割には、数だけは出てくれたのが幸いでした。午後4時前には納竿し、その後は再び大きく移動して、阿寒湖に向かいました。
【使用タックル】 IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、 Sukari50ssDeep/オイカワOB、Bretton#2/金赤、他 【6月2日(火)猛暑の阿寒湖でレイクトローリング】 もっくんとのミニオフ2日目は、阿寒湖でレイクトローリングを楽しみました。ただ、この日の阿寒湖温泉のお天気は最高気温が29℃と、真夏日一歩手前の猛暑でした。もちろんこの時期にこの気温はありえません。いつもの様に8時半頃に出艇しましたが、既に汗を出るほどの気温で、案の定、お魚さんたちの反応が殆どありません。9時過ぎにもっくんの竿に40cmほどのアメマスがヒットしたものの、その後はサッパリで、13時ころまで全く何の反応も無い時間が続きました。
ただ、13時を過ぎると雲が出て少しだけ涼しくなり、風も治まって湖面の雰囲気がガラリと変わりました。すると、私に36cmのニジマスがヒットし、その後はバタバタとアメマスやニジマス、サクラマスのヒットが続き始めました。13時頃には諦めて撤収しようかとも思っていたのですが、環境が変わるとここまでお魚さんたちの反応が変わるとは、全くの驚きでした。また、急に極端に暑くなると、お魚さんたちもグッタリと耐えられないのか、いつもであれば一番良く釣れる10時から12時の時間帯に全く反応が無くなるという、初めての経験ができました。
水温が未だ14℃台と低いため、釣り方は時速5km/時程度のミノーのただ引きで、Dコンタクト72ワカサギが一番のヒットルアーでした。また釣り場は阿寒湖の沿岸ではなく、岸から100m以上も離れた水深20〜40mほどの湖のド真ん中を、ただただ引き続けるだけというものでした。そして結局、夕方16時過ぎまで粘り、私にニジマス44、36cm、サクラマス33cm、アメマス53、40cm台3尾、40cm以下1尾の計8尾、もっくんにもニジマス44cm、サクラマス45cm、アメマス54、50、49、45、33cmの計7尾、2人で合計15尾の釣果となり、大満足で納竿できました。
【使用タックル】 CarddiffNX/S83ML、VanquishC3000、SiglonPEx8(35lb/2号)+Nanodax17.5lb、 Sukari60deep/Rグリーン/OB鮎(SBL改)、D-contact72S/ワカサギ/チャート(SBL改)、他 【6月3日(水)阿寒湖レイクトローリング2日目は不発】 翌3日も、もっくんと阿寒湖でレイクトローリングを楽しみました。この日は前日より最高気温が6℃も下がり、お魚さんたちの活性が上がるのか、不安を抱えての出漁でした。ところが、8時半過ぎに出航すると、ボートを走らせ始めて5分ほどで、私のロッドに強烈な魚信が出て、40cmほどの太ったニジマスがヒット。ただ、ボートのすぐ横まで寄せた所で、アッサリとバレてしまいました。この時点では、この日は前日と違って良く釣れそうな気配がして、期待ができました。
その後は9時半過ぎにもっくんに47cmのアメマスがヒット。更に10時半頃に私に52cmがヒット。その後も11時ころまで、小アメマスがヒットし、前日よりは多少マシな状況が続きました。しかし、その後は予想外の展開で、とにかく何をやっても全く反応が無いのです。理由は恐らく急激な気温の低下と、燦々と輝く明る過ぎる太陽のせいではないかと思われました。そして、15時を過ぎると太陽が陰り始め、帰りがけにもっくんのロッドに35cmの小さめのニジマスがヒット。これがこの日の最後でした。やはり急激すぎる気温の変化は、釣りには大敵の様です。
【使用タックル】 CarddiffNX/S83ML、VanquishC3000、SiglonPEx8(35lb/2号)+Nanodax17.5lb、 Sukari60deep/Rグリーン/OB鮎(SBL改)、D-contact72S/ワカサギ/チャート(SBL改)、他 【6月4日(木)気温急降下で別海の渓も不発】 この日は前日よりも更に最高気温が6℃ほども下がり、ほぼ釣りに成りそうも無い状況でした。2日前は30℃超えの真夏日だったのに、この日の最高気温は12℃と、なんと18℃もの気温急降下で、お魚さんたちも生きた心地がしていないでしょうね。こんな日はどこへ行っても釣れないのは確実ですが、湧水の渓であれば水温もそれほど変動せず、なんとか釣りになるかもと、別海地方の湧水の渓へ向かいました。現場に着いて水温を測ってみると、なるほど12℃と外気温よりも2℃ほど高い状況で、なんとかなりそうな気配ではありました。
もともとこの渓は尺程度までのおチビちゃんしか釣れない釣り場ですが、釣り始めてガッカリでした。魚の姿が全く見えないのです。それでも我慢して釣り続けていると、11時前になり太陽が顔を出してなんとなく空気が暖かくなってくれました。するとすぐにもっくんのロッドに魚信が出て、パタパタとイワナとヤマメのおチビちゃんがヒット。しかし、その後はまたまた冷たい風が吹きはじめ、ピタリと反応が無くなってしまいました。釣れたのは結局、2人でおチビちゃんが3尾だけ。なんとも最低中の最低の日でした。その後は釣りを諦め斜里方面へ大きく移動しました。
【使用タックル】 IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、 Ryuki50S/チャート/赤腹ヤマメ、Sukari50SSdeep/OB鮎、他 【6月5日(金)オショロコマなら気温急降下でも釣れるのか?】 この日は前日より更に気温が6℃ほども下がり、オホーツクの朝の気温は6℃ほど。3日前からの最高気温は、31℃→27℃→20℃→12℃と、これではお魚さんも体調を崩して寝込んでしまうのでは、と心配してしまいます。それでも折角、北海道へやってきたもっくんに、なんとか何かを釣って貰いたく、冷水性で寒さに強いオショロコマの釣りを思い付きました。ただ、こんな最悪の条件下でオショロを釣った事は私自身も全く無く、はたしてどんな結果になるのかが気がかりでした。そんな状況でしたが、朝9時には、オホーツクのとあるオショロの渓に立っていました。
ただ、釣り始めるとすぐ、小さなオショロが結構な数、ルアーを追い掛けて来るのが見えました。ただ、喰い付きが悪く、なかなかヒットしません。しかも全体的に型が小さく、釣れたのは最大でも18cmまで。やはり気温低下で活性が落ち、20cm超の良型オショロはどこかで寝ている様でした。ちなみに、ミノーよりも小さなスピナーの方が集魚効果が高く、良く釣れました。ただ、Brettonのトリプルフックは大き過ぎるため、フックの2本を折ってシングルフックに改造して釣る事で釣果を上げる事ができました。
ところで、今回のオショロコマ釣行で驚いたことがありました。かなり上流側の大きな2つの堰堤の間で、オショロコマの魚影が全く見られなかったのです。幾ら釣り人が多くても、全てを釣り切られる事は有り得ません。恐らく、ニジマスの闇放流でオショロが駆逐されてしまったのでは無いかと思われました。ただ幸いにも、小さな沢の流れには、数cmの稚魚たちが無数に泳いでいるのが見え、とりあえずは安心が出来ました。そして、この日の釣行の結論は、「寒波でも小さなオショロコマであれば普通に釣れる」という事でした。 【使用タックル】 IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、 Bretton#1/金赤(シングル改)、Ryuki50S/赤腹ヤマメ、Sukari37sDeep/OB鮎、他 【6月6日(土)極寒の阿寒湖でも大ニジマスは釣れるか?】 4日前からの阿寒湖畔の最高気温の変化は、28℃→22℃→17℃→10℃→8℃と、この日が寒波のピークの様でした。しかも霧雨模様で、釣りの条件としては最悪でした。本当は私だけであれば、この条件下では出船はまずしませんが、もっくんに何か釣って貰おうと無理をした訳です。しかし、この日が想定外の素晴らしい結果を招くとは、2人とも思ってもいませんでした。そして、釣り始めてすぐの9時頃、私のロッドに魚信が出てアメマス38cmがヒット。しかし、その後は全く何の反応も無い時間が1時間半ほど続き、やはりこの日はダメなのかと諦めかけていました。
ところが11時半頃になり、もっくんのロッドに魚信が出ましたが乗りません。しかし、その5分後に私のロッドにニジマス46cmがヒット。続いて、12時前にはもっくんにアメマス46cm、10分後にはもっくんに大ニジマス50cm、更に30分後にはもっくんにアメマス40cmと続きました。正に時合いの到来でした。そして更に20分後の13時過ぎ、もっくんのロッドが大きく曲がり、大ニジマス57cmがヒット。もっくんの今回の北海道釣行の最大の目的である大ニジマスを、最悪と思われた日に何と2尾も釣れてしまうという、全く想定していなかった最高の結果となりました。
なぜこんな悪条件の日に大ニジマスが連発したのでしょうか。それは、気温急降下でこの4日間ほど、水棲昆虫などの餌の発生が殆ど無かったと考えられます。この日は2℃ほど気温が下がったものの、それほどの変化では無かったため、餌の虫が発生し、それを食べるワカサギも動きだしたため、魚たちの活動が一気に上向いたのではないか?、と想像しています。ただ、この日の最高気温は8℃しかなく、しかも雨模様で、体力的に限界を迎えていたため、13時半ころには潔く納竿しました。もっくん、2尾の大ニジマスゲット、おめでとう。
【使用タックル】 CarddiffNX/S83ML、VanquishC3000、SiglonPEx8(35lb/2号)+Nanodax17.5lb、 D-contact72S/ワカサギ/チャート(SBL改)、他 【6月7日(日)極寒の阿寒湖2日目も大ニジマス】 この日の最高気温は10℃と、2℃だけですが、6日ぶりに前日より高くなりました。前日も極寒の中、気温急降下でロクに食べる事もできなかっただろう腹ペコの魚たちが、ルアーに良く反応してくれましたので、この日は爆釣になるのでは?と気合を入れて入渓しました。案の定、釣り始めてすぐにもっくんのロッドが曲がり、まずはアメマス43cmがヒット。その後は40cm台のアメマスを挟んで、9時半前には阿寒湖では非常に珍しいイトウ44cmがヒット。私も阿寒湖に通い始めて10年になりますが、イトウを見たのは初めてでした。
そして10時前には、今度は54cmの非常に綺麗な雄の大ニジマスがヒット。もっくんの今回の釣行では、実に3尾目の大ニジマスです。更に、11時前にはもっくんに良く太った大アメマス54cmがヒット。この時点ではこの日は相当な大漁になるのではないかと思われましたが、そうは問屋が卸してはくれません。今回の寒波はまだ抜けてはおらず、この日はなぜか朝よりお昼の方が気温が低いという、奇妙な日でした。11時半頃、冷たい風が吹き始めると、ピタリと反応が無くなってしまい、13時過ぎには納竿となりました。
【使用タックル】 CarddiffNX/S83ML、VanquishC3000、SiglonPEx8(35lb/2号)+Nanodax17.5lb、 D-contact72S/ワカサギ/チャート(SBL改)、Sukari60deep/オレンジべりー鮎(SBL改)、他 【6月8日(月)十勝のホームで大雨の中のチョイ釣り】
この日は朝から結構な雨模様で、私だけならまず釣りには出ない日でしたが、もっくんの北海道はあと残り3日しか無く、有無を言わさず出漁する事に。十勝のホームの渓では、それでも地元の釣り師の車が数台見られ、寒波と言えどもある程度は釣りになりそうな気配でした。ただ、ミノーでの反応は全く無く、あまり使いたくないスピナーで釣る事に。もっくんにはブレードをマジックで赤く塗ったBretton#2/金赤で釣って貰うと、上の大場所で25cmほどの小さなニジマスが2尾、ヒットしてきました。ただ、雨がきつく、1時間ほどで切り上げてしまいました。
【使用タックル】 IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、 Bretton#1/金赤(シングル改)、Sukari37sDeep/OB鮎、他 【6月9日(火)雨後のホームは高活性でもイマイチ】 8日は終日大雨となり、この日の早朝はどこも泥濁りの釣りには厳しい状況となりました。ただ、ホームの源流部に近いダム上の渓は、程よい濁りでした。また、この日は10日ぶりに気温が大きく上がり、絶好の釣り日和でした。こういった日のダム上では、これまで大ニジマスや良型のアメマスを何度も釣り上げていますので、もっくんに渓での大ニジマスを釣って貰おうと、勇んで入渓しました。ただ、釣り始めると意外にも渋く、苦戦させられました。なにせ釣り人も多い場所のため、スレッからしのツワモノニジマスばかりの様です。
もっくんにはニジマスに反応の良い、赤マジックで着色したスピナーで釣って貰い、私は彼の後を、底狙いでディープダイバーミノーのSukari50ssDeepで釣り上がりました。どちらかというと、ニジマスは表層に、アメマスは低層に泳いでいるからです。ただそれでも、もっくんには33cmまでのニジマスしか釣れず、絶好の高活性下にも関わらず、少々ガッカリでした。午後はホームの渓の支流に入り、小ニジマス達に遊んで貰いました。小さな渓ですが、スレていない小さなニジマスが15尾ほどももっくんの竿にヒット。なんとなく満足して納竿としました。
【使用タックル】 IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、 Bretton#2/銀赤/金赤、Sukari50ssDeep/オイカワOB、他 【6月10日(水)もっくんの北海道最終日は残念】 泣いても笑ってもこの日が北海道最後となるもっくんに、なんとしても渓で良型以上のニジマスを釣って貰おうと、この日はホームから少し離れた2つの渓へ赴きました。午前中に入渓した釣り場は、大物の実績もある足寄の近くの渓でした。釣り人の古い足跡も多数ありましたが、この日の入渓は我々が最初の様でした。しかし、ルアーを投げども投げども、とにかく何の反応も無いのです。午後からは隣の渓へ釣り場を移し、同じ様に2人でルアーを投げ続けましたが、こちらも全くの反応無し。いずれの渓も、おチビちゃんですら釣れないのです。
最高気温は前日より1℃下がったものの、ほぼ影響は無いハズです。そこで最後は、前日に入渓したホームの渓の支流に慌てて戻ってみました。ここでは30分ほどで7尾ほどの釣果が見られましたが、前日よりかなり型が小さく、ヒットの割合も少なくなっていました。条件的には良く釣れそうな日でしたが、なぜ魚たちの活性が上がらなかったのかは、未だに良く判りません。ただ、未だ寒波が抜けきっておらず、冷たい風と暖かい風が交互に吹いていたのが原因なのかも知れません。お魚さん達の気持ちは、いつまで経っても理解し切れませんね。参りました。
さて、もっくん、10日間の北海道釣行、お疲れさんでした。今回は、30℃超えの真夏と10℃以下の真冬のお天気が、たった10日間で同時にやって来るという、全く以ってお天気に恵まれない状況でした。それでも、湖では57cmまでの大ニジマスが3尾釣れ、大アメマスに良型のサクラマス、更には私も未だ釣った事の無いイトウまで釣れたので、80点ほどの結果でしょうか。ただ、川での大物はただただ残念でした。10日間、一緒に遊んで頂き、本当にありがとう。またいつでも、北海道に来て下さい。 【使用タックル】 IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、 Bretton#2/金赤、Sukari50ssDeep/オイカワOB、Eden50H/TS、他 |