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単独釣行レポート

北海道釣行日誌2020(10)(9月1日〜10日)


北海道に来て3ヶ月を迎えようとしています。猛暑の夏も終わり、道内は今、アキアジやカラフトマス釣りで賑わっています。渓の水温も概ね下がり、いよいよ秋の渓流釣りの本番を迎えようとしています。湖の表層水温は9月下旬ころまでは未だ高い状況が続くため、レッドコアなどの深層を釣る釣りが続きます。引き続き、細かな予定は一切立てず、体調と相談しながら、自由きままに釣り歩いて行きたいと考えています。今回も、その日に起きた様々な出来事を、写真と文章で日誌形式で綴って行きます。(下写真は、道東のアメマスの渓)

注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。


【9月1日(火)】

前々日までの大雨で未だ道内の主要河川は濁りがきつく、釣りにならない状況が続いています。そのため、この日は釣りをあきらめ、2ヶ月ぶりに知床の観光に専念しました。道内ではこの日から多くの河川の河口でのアキアジ・カラフトマス釣りが解禁され、知床の各河川でも河口付近は多くのサケフリークたちで賑わっていました。今のところまだメインはカラフトマスですが、今年はカラフトの遡上がここ数年では多いそうです。今年はサクラマスの遡上も非常に多く、アキアジ(シロザケ)も多くなるのでは、と期待しているそうです。私はと言うと、ウトロで超久しぶりにウニ・イクラ丼を食べ、贅沢をしてしまいました。なにせ、普段はコンビニのおにぎりばかりですから。

道内はまもなくサケ釣りのピークカラフトマスは数年ぶりの豊漁らしいウトロ名物、熊の家丼2950円也、高過ぎ

【使用タックル】
ありません。

【9月2日(水)】

この日は天気予報が大きく外れ、朝から結構な雨が降り、雨音で目が覚めました。知床の小渓流は濁りが出ると、大きなオショロコマを釣り上げるチャンスとなるため、期待して11時頃、とある小渓流へと向かいました。しかし、現地に到着してみると、濁りは全くありません。隣の渓も覗いてみましたが、やはり濁りは無く、どうやら山ではそれほど雨は降っていなかった様子。それでも、せっかく来たのだからと、雨の中、少しだけロッドを振ってみました。12時半ころまでの1時間半ほどだけでしたが、雨はオショロコマの活性を上げてくれはする様で、あっと言う間に20cmくらいまでのオショロコマが18尾も釣れてしまいました。午後は釧路市まで、大きく移動しました。

雨の中、知床羅臼側の小渓流に入渓2時間足らずで20pまで18尾の釣果きつい雨の割には濁りは無かった

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+NanodaxShockLeader12.5lb、
Ryuki45/38S/チャート/赤腹ヤマメ、他

【9月3日(木)】

天気予報がまた外れ、この日は朝から終日、シトシトと降る雨でした。この日向かった渓は、2012年ころまで80cmを超える大アメマスが釣れた過去の銘渓でした。温暖化で釧路沖にブリやマンボウが捕れ始めると、入れ替わる様にアメマス達が急激に小さくなり、今では大アメマスはほとんど釣れなくなってしまいました。ただ、それでも、今でも80cmクラスのアメマスが年に数尾は出ているとの話もあり、私は毎年、様子を見に行っています。というか、過去に良い思いをした渓は忘れる事ができず、釣れない事が判っていても、季節がやってくると、ついつい入渓してしまうのです。

雨の中、往年の大アメマスの渓へなぜかアメマスはこの1尾だけだった遡上アメマス44cmと私

数日前の大雨で、程よい濁りが入っているものと期待して入渓しましたが、現場に着いてみると、あれま、透明度は普段通りで、逆に水量が例年より大幅に少ない状況でした。今年は蝦夷梅雨で雨の日がとても多かったのですが、なぜか6月から釧路や十勝の各河川は水量の少ない状況が続いていて、理由がサッパリ判りません。これも温暖化の影響なのでしょうか。この日は午後から、思い出の銘ポイントを2ヶ所だけ釣ってみましたが、1つ目の瀬のポイントで、なぜか1尾だけ44cmの遡上ものと思われるアメマスがヒットしてきました。ただ、アメマスのヒットはこの1尾だけで、他に20cmくらいのヤマメが釣れただけでした。魚影は極めて薄い状況の様でした。

瀬の中からアメマスが飛び出してきたこんなヤマメも2尾ヒットしてきた2ヶ所目のポイントではヤマメ1尾

2ヶ所目のポイントは数キロ上流側でしたが、更に水量が少なく、釣りになる様な瀬がほとんど無い状態でした。それでも、しつこくRyuki50Sを投げ続けていると、1尾だけやはり20cmほどのヤマメがヒットしてきましたが、アメマスの反応は全くありません。例年だとシロザケの産卵のおこぼれの卵を狙って、産卵床のすぐ下流側にアメマスたちがズラリと並んで待っているのですが、今回は未だシロザケの姿は殆ど見えず、また、他河川ではあれだけ見られたサクラマスの魚影も全く見えませんでした。今年は平均気温が高く、未だシロザケの遡上が本格化していない様に思われました。あと2週間ほどしてから、再度、出直そうかと考えています。

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+NanodaxShockLeader12.5lb、
Ryuki60/50S/チャート、他

【9月4日(金)】

十勝ではこの夏、30℃を超す酷暑の日の連続でしたが、ようやく平年並みの気温に下がり、水温も落ち着いてきたため、久しぶりに十勝のニジマスの渓を訪れてみました。ただ、北海道では5日前に広く豪雨が有り、この地でも50o前後の雨が降りました。加えて、なぜかここ3日ほどは連続して雨が降っていて、渓は濁流で釣りにならないかも・・・と心配していました。しかし、現場に到着してみると、水量は多めでしたが、意外にも透明度は高く、むしろ釣りには最適の状況でした。しかも、朝から雨が降って薄暗く、釣りには最高の条件が揃っていました。雨はアメマスやオショロコマだけでなく、ニジマスの活性も上げてくれるのです。なお、十勝のニジマスの渓は釣り人が非常に多く、スレ切っていてルアーでは殆ど釣れないため、フライフィッシングで楽しんでいます。

酷暑も終わり十勝のニジマスの渓へフライを投入、50cmほど沈めて流すこのポイントでは40cmジャスト

12時ころ、真っ先にいつものお気に入りのポイントへ向かいましたが、金曜にも関わらず、なぜか渓は釣り人の車だらけで、このポイントも朝から既に誰かに攻められていた様でした。ただ、この渓はスレっスレにスレていて、ルアーでは殆ど何も釣れません。しかも、フライマンも私の様にアウトリガーニンフで底深くを攻める人はあまりいません。そのため、人が釣り歩いた後でも、大ニジマスの釣れる可能性は十分にある様です。このポイントでは上中写真の様に、激流の向こう側の少し流速の遅いラインを、アウトリガーで50cm程度フライを沈めて流します。すると1投目で上写真の40cmジャストがヒットしてきました。久々の十勝のニジマスは、相変わらず良く暴れてくれました。

次のポイントでヒットしたニジマス47cm 大暴れして手こずらされたニジマス47cmと私

その後は36cmと25cmを追加して、一つ下流側のポイントへ移動。下左の様な何でも無い様なポイントでしたが、弱い濁りが助けてくれたのか、ニンフを沈めて流していると、竿先に明確な魚信が出て、上写真の47cmがヒット。立ち位置より少し下流側でヒットしたためか、魚は一気に下流側へ突進し、もう少しでバッキングラインが出そうになるところまで走られ大暴れされました。その後も雨の中、16時半ころまで粘り続け、結局この日は4時間半ほどでニジマスばかり47、40、36、36cm、尺以下5尾、計9尾の釣果となり、久々に十勝のニジマスの渓を大いに楽しむことができました。これほどまでに活性の高い日は珍しく、とてもラッキーな日でした。

こんな何でもないポイントで47cm濁りでビーズヘッド付が良かった5日前の豪雨で、なぎ倒された様だ

【使用タックル】
ShimanoBrookstone906、NoBrand1850円WF-6Fライン、EchoIonFlyReel4/5、
TiemcoStandard0X9F、NanodaxShockLeader11lb、ビーズヘッド付オリーブ・ウーリーバガーTMC3761#8、他

【9月5日(土)】

この日は前日とほとんど同じ様なお天気で、終日、小雨の降ったり止んだりする日でした。しかも、ここ4日ほどは気温も殆ど変化が無く、最高気温は、この日も前日と同じ23℃でした。渓水の透明度も前日とほぼ同じで、ちょうど良い具合の薄い濁り。しかも、土曜で釣り人が多いかと思いきや、10時ころに見た河原には、釣り人の車はそれほど多くもなく、前日と同じくらいの数でした。つまりこの日は、考えられる条件が前日と何も変わらない様な日でしたが、釣果だけは大きく異なりました。釣り始めた時間も前日とさして変わらなかったのですが、同じ様に5時間ほど釣って、尺以下のおチビちゃんが6尾釣れただけでした。

最初のポイントはチビ3尾オリーブのウーリーバガー2つ目のポイントもチビ3尾白と赤のプリンスニンフ

この日は唯一、2ヶ所目のポイントの激流の中で、40cm近いニジマスがヒットしましたが、ライン切れで逃しました。実はティペットに1ヶ所、キンクが出来ていた事に気が付いていましたが、どうせチビしか釣れんしー・・・と放置していたのが間違いでした。キンクの部分で見事にライン切れ。どうやらこの日は何をやってもうまく行かない日の様でした。しかしそれにしても良く判りません。同じ様な天気で気温も水温も透明度もほとんど同じ様な日なのに、これほどまでに活性が異なるとは、一体、何故なんでしょうか。地元の人はこの事を知っておられたのでしょうか、なぜか土曜にも関わらず、釣り人が少ない日でした。

【使用タックル】
ShimanoBrookstone906、NoBrand1850円WF-6Fライン、EchoIonFlyReel4/5、TiemcoStandard0X9F、NanodaxShockLeader11lb、
プリンスニンフTMC102Y#9、ビーズヘッド付オリーブ・ウーリーバガーTMC3761#8、他

【9月6日(日)】

この日は天気予報が良い方に外れ、晴れの良いお天気になりました。するとなぜか、日曜とあってか、釣り人が激増する様です。釣りながら移動していると、この日は3人の釣り人に出会ってしまいました。加えて、渓水の透明度が一気に上がり、魚から釣り人が丸見えになってしまい、深くて水面の穏やかな大場所では、こういった日は全くのお手上げでした。なにせ、魚からこっちが丸見えな訳ですから、フライを投げる前に既にスレてしまっていて、全く反応してくれません。そのため、こんな日は大物は期待薄。波立った瀬で、できる事なら白泡の立ったガンガン瀬で、こっちが見えないお魚さんを騙しながら釣るしかありません。

天気予報は外れ、晴れの暑い日にお天気が良くなると釣り人が激増する透明度が上がると大場所は釣れない

それでも、魚の活性は前日よりは多少上がった様で、瀬にフライを沈めて流すと、ポツポツと反応が出てくれました。おチビちゃんが中心でしたが、この渓のニジマスは本当に良く暴れてくれますので、それなりに楽しめました。30cmほどのニジマス君でも、ドラグを鳴らしてラインを引っ張り出してくれます。大物は釣れないだけで、ニジマスの魚影はすこぶる濃いのです。この渓は足元の石をひっくり返すと、下写真の様なクロカワ虫や様々な水棲昆虫が実に豊富に見つかります。恐らく、餌が非常に豊富なため、魚影を保ってくれているのではないかと想像しています。そして、この日の釣果は、36p止まりでしたが、他に35、34cmを含み、全部で10尾の釣果となりました。

午後からは良く晴れ、苦戦させられた実に沢山のクロカワが生息しているこの日の釣果は36,35,34p含み10尾

【使用タックル】
ShimanoBrookstone906、NoBrand1850円WF-6Fライン、EchoIonFlyReel4/5、TiemcoStandard0X9F、NanodaxShockLeader11lb、
プリンスニンフTMC102Y#9、ビーズヘッド付オリーブ・ウーリーバガーTMC3761#8、他

【9月7日(月)】

この日はちょとしたドラマが有りました。本当はこの日、カルデラ湖方面へ移動する予定でしたが、カメラのキタムラのネット販売でレンズを購入したものの、手違いで帯広店への配送が1日遅れてしまい、この日も十勝のニジマスの渓で釣ることになったのです。この日は蒸し暑い曇天であまり良い条件とは思われませんでしたので、午前中は洗濯や買い物で過ごしました。ところが、午後13時ころから釣り始めると、案外お魚さんの活性は高く、なぜか同じ35cmが立て続けに3尾も釣れました。結論として、やはり土日の釣り人の多い条件下では、朝早くから釣り人が何人も通過するためか、小物しか釣れなくなる様です。

最高気温25℃の蒸し暑い曇天型ぞろいの35cmが3尾、全部で10尾この渓では最小記録のニジマス10cm

さて、この日は下左写真のクロカワ虫を模したフライを試してみました。6・7月は川原の石の下には鬼チョロの幼虫らしき青緑の虫が沢山見られたため、オリーブのウーリーバガーを使っていましたが、9月に入るとクロカワ虫ばかりになったからです。16時ころ、3日ぶりにお気に入りのポイントへ向かい、最初はプリンスニンフで釣ってみました。するとおチビちゃんが2尾、立て続けにヒットしたものの、大物は出ません。フライを件のクロカワ虫フライに替えて写真右下の右側のラインを流すと、ガツンと強烈な魚信が出て、ドラグを唸らせながらラインが20mほども出たところで、なぜかフックアウト。鉤が外れていました。

バレまくりのクロカワ虫フライお気に入りのポイントでドラマが・・1回目右、2回目左で大物がヒット

実はこのクロカワ虫フライですが、別のポイントで40cmほどの獲物とおチビちゃんを3尾もバラしていました。どうやら使用していた、がまかつの鉤の軸が太すぎて、刺さりが悪い様です。そして、大物をバラしたのが余りにも悔しかった私は、薄暗くなった18時前に、再び大物をバラしたそのポイントへ向かいました。過去にも時間を空けて同じ場所で同じニジマスが釣れた事があったからです。もうバラしたくないと、今度は新品のプリンスニンフだけで粘りました。最初におチビちゃんが1尾だけヒットしてきましたが、16時頃に大物のヒットしたポイントから3mほど下流側にプリンスニンフが来た時、再び強烈な魚信が出て、下写真の54cmがヒット。激流を下流に走られ、私も200mほども走らされ、もう汗だくでした。

デブデブでレッドバンドの出た野生のニジマス54cm、大暴れして手こずらされたニジマス54cmと私

ただ、この大物ですが、大きさや太さやに加え、レッドバンドの色合いまで、16時にヒットした魚と全く同じでした。実は管理釣り場では、Kフライで釣った50cmほどのニジマスを足元でティペットのライン切れで逃がしたものの、同じ場所で同じKフライを付け直して釣り始めると、5分後にKフライが口に2個刺さったニジマスが釣れた経験があります。ニジマスってアホなんですよね。同じ虫しか食わないためマッチザハッチを極めないと釣れない・・・などと武勇伝を語りたがるフライマンが多いのですが、ことニジマスに関しては、全くそんな事は無い様です。最後に、カメラのキタムラさん、ありがとう、お陰で最高の1日でした。ちなみに、がまかつの鉤はもう二度と使いません。

【使用タックル】
ShimanoBrookstone906、NoBrand1850円WF-6Fライン、EchoIonFlyReel4/5、TiemcoStandard0X9F、NanodaxShockLeader11lb、
プリンスニンフTMC102Y#9、ビーズヘッド付黒・ウーリーバガーGamakatuS11-2L#8、他

【9月9日(水)】

前日8日は帯広市で34℃を記録する猛暑となったため、釣りはお休みしました。2週間ほど前にも猛暑のストレスと冷たい飲み物が原因で急性胃炎になりました。老齢になるとちょっとした事で体調を壊すため、無理は禁物なのです。さて、十勝のニジマスの渓も5日連続で釣ると流石に飽きてきて、この日は大きく移動の日としましたが、途中で道東のアメマスの渓へ1週間ぶりに寄り道しました。2つのポイントを釣ってみましたが、水温が25℃もあり、これでは冷水性のトラウト達は木陰で寝ているハズであり、全く釣りになりません。それでもウェーダーを履いて用意をしてしまったので、ダメ元で少しだけ竿を振ってみました。

1つ目のポイント、水量が極端に少ない水温は25℃と全く釣りにならない2つ目のポイントも水温24.5℃

1つ目のポイントは全く何の反応もありませんでしたが、少し上流へ移動したポイントでは、珍しくアメマスの釣り人に出会う事ができました。なんでも、アメマスの反応は全く無く、完全オデコだったそうです。ガッカリしながらも5cmのミノーを投げ続けていると、如何にも魚の着きそうなブツカリのポイントがあり、ミノーを投入するとガツンと強烈な魚信が来て、ヤッターーーー・・・となった訳ですが、魚を見てガッカリでした。41cmのサクラマスでした。サクラは邪魔者を追い払うために噛みついてくるため、水温は関係無いのです。しかもこのブツカリの下にはサクラマスとシロザケが溜まっていた様で、もう1度ミノーを投げ込むと、今度はシロザケの尻尾にスレ掛りしてしまい、ラインを50mほども出して走りまくられ大騒ぎに。ということで、アメマスはオデコでした。

前日の雨にも関わらずジンクリアリアクションで来たサクラマス41cm尾にスレてしまい、大騒ぎになった

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+NanodaxShockLeader12.5lb、
Ryuki50S/チャート、他

【9月10日(木)】

この日は朝からかなりの雨が降り、午前中は車の掃除や釣り道具の整備をして過ごしました。雨で水温も下がっただろうと、期待して夕方に1時間半ほどだけ、前日と同じ道東のアメマスの渓の様子を見に行きました。しかし、本流の水温は22℃もあり、前日よりは下がったものの、これでは釣りになりません。そこで、最源流部のより水温の低いポイントへ移動して、釣ってみる事にしましたが、それでも水温は20℃台と高く、しかも、かなりの雨にも関わらず、ジンクリアで水量は例年の数分の1しかありません。今年は6月以降、道内の殆どの河川で水量が非常に少なく、しかも雨で増水してもすぐに減水して透明度が上がります。不思議です。その理由が良く判りません。

雨の中、15時半頃から最源流部へ結構な雨にも関わらず水温は未だ高い相変わらずサクラマスだけは元気

釣れないのを覚悟でしたが、ここまで来てしまったため、結局、竿を出すことに・・・。しかし、やはり想定通りにアメマスの姿は全く見られませんでした。最源流部は河口から30km以上も距離がありますが、既にシロザケやサクラマスが遡上していて、群れを作っていました。ただ、サケたちはなぜか下写真の淵に10尾ほど集まっているだけで、上下の同じ様な複数の淵には全く見られないのです。そのため、この淵にサクラが泳いでいることに気付かず不意にミノーを投げ入れたところ、またまたしっかりミノーを咥えて大暴れされてしまいました。今年は本当にサクラマスが多いです。サケと違って本気でミノーに噛みついてくるので、困ったものです。結局、このサクラとチビヤマメが3尾釣れただけ。一体、今年のアメマスはどうなってるんでしょうね?

がっちりミノーに噛みついてくるサクラとシロザケが10尾ほど見える他にチビヤマメ3尾、アメマスはゼロ

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+NanodaxShockLeader12.5lb、
Ryuki50S/チャート、他