2年ぶりの北海道遠征釣行に出かけました。昨年は病気と療養で遠征が叶いませんでしたが、今年また北海道を訪れることのできたことを感謝しています。今回は1ヶ月半程度の日程を予定していますが、体調はそれでも未だ万全では無いため、健康状態と相談しながらの遠征旅行になりそうです。また、体力的に厳しい釣行は控え、観光も交えたのんびりとした遠征を考えています。今回も、その日に起こった様々な出来事を、写真と文章で日誌形式で綴って行きたいと思います。(下写真は、宗谷のイトウ釣りポイント) 【10月21日(水)】
20日は朝からミゾレ混じりの大雨で、午後から晴れ間も見えましたが、釣る気無く洗濯日としました。前日に十分な休養を取れたため、この日は珍しく5時前に起き出し、まずは岸から有名ポイント3所ほどを攻めてみました。しかし、寒波が入っているらしく、異様に寒くてイトウの反応はありません。ただ、6時半ころ近くでライズが出たため、すかさずDコン85鮎を投入すると、上写真の45cmのアメマスがヒット。最近この川ではアメマスが増えているらしく、結構なサイズが釣れているそうです。珍しくこの日は穏やかな日で風も弱く、その後は8時ころから久しぶりにボート釣りに挑戦してみることにしました。もっとも時間的にはイトウ釣りは既に終わっていて、ポイントの水深などを測るのが主な目的でした。
ボートを出してしばらくすると、フライマンが一人、超有名ポイントで釣っていて、なにやらボートはトラブルの元だから止めろと仰っているではありませんか・・・ところが良く見ると、あれま、2年前にこの地で知り合ったFさんでした。今日もまたまたビックリする様な再会でした。急遽ボートから上陸し、コーヒーをご馳走になったりして、3時間もおしゃべりに花が咲いてしまいました。Fさん、貴重なお話や釣りの情報に、コーヒーまでご馳走になり、ほんとうにありがとうございました。さて、ボート釣りの方はと言うと、どうせ釣れないだろうと月虫77鰯でダラダラと流し釣りをしていると、13時半ころにガツンと強烈なアタリが出て、ぐいんぐいんと首を振る動作が竿先に伝わってきました。こりゃイトウが来たかと大喜びしましたが、残念ながら巨大なサケでした。しかしまぁ、サケの引きとイトウの引きって、なんだか良く似てますね。参りました。 【使用タックル】 TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader25lb、Dコンタクト85/鮎/Chart、月虫77F鰯、RapalaJ9Chart、他 【10月22日(木)】
天気予報通り、朝から異様に寒くて、しかも強風の吹き荒れる日となり、午前中の釣りは断念しました。午後から幾つかのポイントへと向かいましたが、どこも立っていられない程の強風と寒さで釣りに集中できません。それでもしつこくルアーを投げ続けましたが、20cmほどの沼カレイが2尾、スレで掛かってきただけでした。途中、足元でガツンと強烈なアタリが出たのですが、一瞬で外れてしまいました。しかし、ギラリと光って反転して逃げて行った魚は、どこからどう見てもシロザケでした。寒さと強風でイトウの気配は全く無く、どうもサケとアメマスと沼カレイばかりが増えている様に思えます。この地のイトウ釣りもそろそろ潮時の様です。 【使用タックル】 TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader25lb、Dコンタクト85/鮎/Chart、月虫77F鰯、RapalaJ9Chart、他 【10月23・24日(金・土)】
23日も早朝の2時間ほどをイトウ釣りに割きましたが、暴風の吹き荒れる日で、全く釣りにはなりませんでした。天気予報では、翌24日は低気圧が通過するため大荒れになり、その後は強い寒波が入り、日曜は札幌市内でも積雪があるかも知れないとのこと。しかも、寒波は5日程度も居座るらしく、キャンピングカーで寝るのも辛い季節となってきましたので、この日をもって北海道遠征は終了することとしました。23日は稚内市から一気に千歳市まで移動。翌24日は管釣りのビッグファイト松本を楽しんだ後、今度は一気に函館まで移動しました。北海道遠征釣行日誌も、今回をもって終了とさせて頂きます。長い間お付き合い頂き、大変ありがとうございました。 【使用タックル】 TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader25lb、Dコンタクト85/鮎/Chart、月虫77F鰯、RapalaJ9Chart、他 |