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Ｐａｇｅ 1672
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▼はじめまして 西川裕之 13/07/10(水) 1:00
┗Re(1):はじめまして Ｋ＋＋（管理人) 13/07/10(水) 12:29
┗Re(2):はじめまして 西川裕之 13/07/10(水) 23:07
┗Re(3):はじめまして Ｋ＋＋（管理人) 13/07/11(木) 12:52
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■題名 ： はじめまして
■名前 ： 西川裕之
■日付 ： 13/07/10(水) 1:00
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| | 大阪の西川と申します。
最近片山さんのHPを知ることになり、楽しみに拝見しております。
北海道の鱒釣りを調べていたらたどり着きました。
片山さんが毎年のように北海道へ鱒釣りへ出かけられ、私などからすれば華々しい釣果をあげられているのを羨ましく拝見しております。
私も今夏少しの休みが取れたので十数年ぶりに行く予定です。
さて、鱒釣りのことで伺いたいことは山ほどあるのですが、一つだけお伺いしてもよろしいですか？
私は鱒釣り経験は、ほんの少ししかありませんが、北海道でルアーフィッシングをする時、ルアーのフックを、シングルフックにすることが望ましいような記事をよく見かけるのですが、HPではトリプルフックを使用されていて、スレ掛かりも多いとお見受けいたしますがそのあたりはいかがお考えですか？
私も、シングルに変えて行こうかどうしようかと迷っています。
地元のルアーマンの様子はどのようなのでしょうか？
突然のメールでいきなり失礼をかえりみず申し訳ありません。
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■題名 ： Re(1):はじめまして
■名前 ： Ｋ＋＋（管理人)
■日付 ： 13/07/10(水) 12:29
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| | 西川さん、メッセージありがとうございます。
>最近片山さんのHPを知ることになり、楽しみに拝見しております。北海道の鱒釣りを調べていたらたどり着きました。
>私も今夏少しの休みが取れたので十数年ぶりに行く予定です。
ＨＰをご覧頂き、ありがとうございます。北海道はトラウトの天国です。
大型のトラウトが数多く、何種類も釣れるのは魅力です。夏の釣行で楽しめると良いですね。
>ルアーのフックを、シングルフックにすることが望ましいような記事をよく見かけるのですが、HPではトリプルフックを使用されていて、スレ掛かりも多いとお見受けいたしますがそのあたりはいかがお考えですか？
>地元のルアーマンの様子はどのようなのでしょうか？
幾つかの文献報告が見受けられますが、どんな釣り方にせよ、釣られたイワナ・ヤマメは４〜４０％の割合で死亡します。ルアーの場合は、通常は４〜１０％程度と考えていますが、それでも決してゼロにはなりません。魚には抗生物質も消毒剤も無いからです。つまり、全ての釣り人は間違いなく魚を殺し続けているのです。もし魚を本当に守りたいのなら、釣りそのものを止めるべきなのです。
一方で、釣りは人に有意義な余暇を与えたり健康増進など、人に有益なものであることも間違いありません。人は魚の命の犠牲を覚悟の上で釣りを楽しませてもらっていると考えられます。ある程度、魚の死亡するのは、釣り人として諦めざるを得ません。
ただ、そうは言うものの、少しでも死亡率を減らす努力をする必要はあると感じます。無駄に魚を殺したく無いと思うのは多くの人が持つ感情でしょうね。しかしながら、釣果を落としたり釣趣を損ねたりするほどまでに、魚の死亡率に気を使い過ぎる必要は、私は無いと考えています。
要するに、どこで線を引くかの問題です。一つ間違いなく言えるのは、法的な規制などが全く無い現状では、この線はそれぞれの個人が、好きな様に引いていると言うことです。で、私はトリプルを使っています。特にミノーでは、ヒット率を高め、バレを少なくするためです。スプーンはシングルです。
振り返って、北海道のアメマスやイトウ釣りですが、地元の殆どのルアーマンは、ミノーではトリプルフックをそのまま使っていますね。シングルに代えて釣っている人を殆ど見かけません。理由は良く判りませんが、幾つか考えられそうです。
一つは、本州の魚とは比べものにならないほど魚が巨大で馬力も強いため、シングルでは太刀打ちできない場面が多いのでは、と感じています。また、非常に魚影が濃く魚が目の前に一杯いるため、多少の魚の死亡を気にする人が少ない、或は、フック交換など面倒だ、と言う人も多いのかも。
それから、スレに関してですが、アメマス釣りでは確かに多いです。イトウやニジマスでは本州と比べてそれほどでもありません。アメマスは１ｍほどの浅い所に数十〜数百尾の大型が群れていて、どうしてもスレやすい釣りになってしまうからです。
スレて血だらけになっている魚を見ると可哀想になりますが、実は、小さなフライや餌で咽喉の奥深くに鉤がささるよりは遥かに死亡率は低いです。一番死亡率を高めるのはエラの損傷です。次が咽頭の損傷で、桁が違う様です。背中や尾にスレていても、まぁ大した事はない様です。
さてと、後場が始まるし、このへんで。
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■題名 ： Re(2):はじめまして
■名前 ： 西川裕之
■日付 ： 13/07/10(水) 23:07
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| | さっそくの御回答ありがとうございます。
シングルとトリプルのフックについては様々な考えがあるのですね。
釣りについては、その行為そのものに人それぞれの意味付けというか、哲学的な思いがあることがあらためてわかりました。
私のような突然の問いかけにも御丁寧なお返事をいただきありがとうございました。
まだまだ未熟なわたしですが、これからもいろいろ参考にさせていただきたく思います。
それにしても北海道のみならず山形もトラウトフィッシャーマンには夢のようなところですね。
今夏は、まずは一匹と謙虚な気持ちで出かけたいと思っています。
今後とも刺激的な釣行記を楽しみにさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
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■題名 ： Re(3):はじめまして
■名前 ： Ｋ＋＋（管理人)
■日付 ： 13/07/11(木) 12:52
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| | 西川さん、返信どうもです。
>シングルとトリプルのフックについては様々な考えがあるのですね。
昨日は詳しく書かなかったんですが、私がミノーはトリプルのまま、スプーンはシングルにしている理由は、以下の通りです。
魚がルアーを咥えた時にロッドをあおってアワセますが、その時にスプーンなら形状が扁平なので魚の口が十分に閉まっていて、シングルフックでも容易に魚の口に引っかかります。
ところがミノーは「太さ」があるため、魚の口がやや開いた状態でアワせることになり、シングルだとすっぽ抜け易いと考えています。実際にミノーでのシングルフックは鉤に乗らない事が多い様に感じます。
>それにしても北海道のみならず山形もトラウトフィッシャーマンには夢のようなところですね。
冷水性のトラウトは、やはり北に行くほど魚が豊富に大型になりますね。大阪からなら福井や富山あたりまで足をのばされれば、随分と釣果に違いが出ると思いますよ。
>今後とも刺激的な釣行記を楽しみにさせていただきます。よろしくお願いいたします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
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