クリックして閉じる

 

単独釣行レポート

北海道釣行日誌2026(12)(9月21〜30日)


9月も後半になると、大きな湖でも岸からの釣りが可能な水温となり、いよいよ全ての淡水での釣りが全開となります。渓では遡上アメマスを始めとする、ほぼ全ての渓魚が釣れる、正にトップシーズンのド真ん中です。ただこの時期は、秋の釣り人が激増する季節であり、加えて、今年はシルバーウィークが長く、例年以上に釣り人が増えそうです。そのため、釣り場の確保とスレた渓魚たちを相手にする、極めて難しい釣りを要求される季節でもあります。紅葉も平野部まで下がってきており、素晴らしい景色の中、引き続き北海道を満喫したいと思っています。
(下写真は、別海の遡上アメマスの渓)

注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。


【9月21日(月)雨後の別海の遡上アメマスも小型化が著しい】

別海地方では前日に結構な雨が降り、適度な濁りで渓のアメマス釣りには最適の条件でした。そのため、ヒマに任せて遡上アメマスの渓へ向かいましたが、この日はシルバーウィーク3日目であり、狙いの渓の橋のたもとには、釣り師の車が沢山停車していました。ただ、いわゆる湿原河川は、広大な牧場の中をクネクネと曲がりながら流れていて、実は入渓点がごく限られています。橋から離れた場所で、牧場を横切って藪こぎをすれば、手つかずのポイントが幾らでもあるのです。この日はそんなポイントの一つに、入渓してみました。

拡大

拡大

適度な濁りでアメマス釣りには最適 シルバーウィークで釣り人の足跡だらけ 尺にも満たないアメマスの爆釣だった

しかし、必死で藪こぎをして入渓したポイントにも、釣り人の足跡が見られました。それでもミノーを投げ始めると、小さなアメマスが次々とヒット。ただ、釣れて来るのは尺までのおチビちゃんばかりで、前回釣行時と同様に、大型のアメマスは出て来てくれません。ただ雨後の最適な条件だったためか、たった3時間ほどの釣行で釣れた小アメマスの数は、なんと38尾。この好条件下で、これだけの数が釣れても、尺超えすらほとんど釣れないのは、やはり小型化が相当に進んでいるのは間違いありません。ガッカリです。Things ain't what they used to be♪

拡大

拡大

ヒグマか狐に喰われた様なサクラマス この日も最大は尺どまりと寂しい 丹頂鶴たちも子育てに忙しい季節だ

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、Ryuki50S匠/ゴールドヤマメ

【9月22日(火)数年ぶりにまともな遡上アメマスが釣れた】

この時期にとにかく遡上の大アメマスを釣りたい私は、この日も午前中から別海のアメマスの渓に入渓しました。しかし、この日は台風崩れの低気圧の通過で強風が吹き荒れていて、現場には落ち葉が大量に流れ、ほとんど釣りになりませんでした。ゆっくりとお昼を過ごした後は、思い切って全く別の水量の多い某本流へ向かいました。この釣り場では過去に大ニジマスも釣っているお馴染みのポイントですが、数年前の同じ時期に、60cmクラスのアメマスをバラした事があり、確率は低いですが、大物を期待しての久しぶりの入渓でした。

拡大

拡大

拡大

午前中は再び別海の遡上アメマスの渓へ 強風のため大量の落ち葉で釣りにならず 根釧原野の広大な牧草地が気持ち良い

このポイントは、本来はニジマスの渓ですが、今回は最初から大アメマス狙いでディープダイバーミノーのみを使用し、スピナーは封印しました。アメマスは低層に張り付く様にして泳いでいて、表層を引くスピナーではニジマスの様に反応してくれません。底ギリギリをSukari50SSdeepで這う様にトレースしていると、釣り始めて30分ほど経過した頃、ガツンと強烈な魚信が出て大アメマスが暴れ始めました。阿寒湖のレイトロならこのサイズは幾らでも釣れますが、渓でのこのサイズは数年ぶり。たった1尾だけでしたが、価値の有る1尾であり、大満足で納竿しました。

拡大

拡大

拡大

午後からは某本流で遡上アメマス狙い 久々に釣れた遡上の大アメマス53cm ニジマスも釣れた・Sukari50SSdeep

【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、Hardbull8+(2号/46.9lb)+GrandMaxFx2.5号、Sukari50SSdeep/オイカワOB

【9月23日(水)シルバーウィーク最終日も釣り人で一杯のホーム】

拡大

拡大

拡大

十勝の渓はこの日も釣り人で溢れていた 十勝晴れの青空に映えるヤイタイ山 15時半ころからホームの渓でチョイ釣り

午前中は弟子屈方面から十勝へ大きく移動しました。帯広は久しぶりの十勝晴れの本当に雲一つない良いお天気で、しばし写真を撮影しながらドライブを楽しみました。夕方になり15時半ころから少しだけ、ホームの渓でフライフィッシングを試みました。ただ、釣り始めるとすぐに上流側からフライマンがやってきて、そのまま通り過ぎて行きました。透明度が高めで、近づき過ぎなければならない磯竿アウトリガーニンフではあまり良い反応が無く、普通にフライロッドで釣ると、おチビちゃんが数尾ヒットしてくれました。夕日に映える日高山脈がとても綺麗でした。

拡大

拡大

フライで32cmまでのニジマスは釣れた 釣り始めるとすぐに釣り人がやって来る 終日、快晴の雲一つない好天だった

【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、EchoIonFlyReel4/5、RiverPeakWF-6Fライン、TiemcoStandard0X9F、GrandMaxFx2号
ShimanoHoliday磯3-530、BiomasterC3000、Castaway25lb、Nanodax23lb+GrandMaxFx2.5号、錘1〜2号、
プリンスニンフささめ管付きチヌ3号、クロカワ虫ニンフTMC3761#8黒、他

【9月24日(木)連休明けもホームでのんびりニジマス釣り】

シルバーウィークの明けたこの日も、ホームの渓畔には釣り人の車が沢山見られました。もっとも、朝から十勝晴れの暖かい釣り日和だったため、気にせずにホームの渓へ繰り出しました。ところで、ホームの渓は釣れない釣れないと言いながら、せっせと通っているのは理由が有るからです。この渓は川虫が豊富でニジマスの魚影は恐らく道内一です。それに、平地で渓畔を歩きやすく、水量が適度で渡渉が楽。加えて、土手道が整備されていてアクセスも良く、町に近くてコンビニや飲食店も近くにあります。こんなに条件の揃っている釣り場は他に無いのです。

拡大

拡大

拡大

シルバーウィークが終わっても人が多い 綺麗なニジマス37cmはこの日の2番目 フライであれば小ニジは簡単に釣れる

もっともその分、釣り人の多さも恐らく道内一でしょうか。ただ、そんな激込みの釣り場でも、魚影はすこぶる濃いため、尺程度までのニジマスならルアーでもそれなりに釣れますし、フライなら40cm程度までは普通に釣れます。稀に大ニジマスも飛び出して、思いっきり楽しませてくれます。とにかく楽しめる渓なのです。この日はお昼近くになってからフライで釣り始めましたが、40cm、37cmを含む10尾ほどがヒットしてくれ、十分に楽しめました。ただ、午後からは寒波で冷たい風が吹き始めると、ピタリと反応が悪くなり、15時過ぎには納竿となりました。

拡大

拡大

拡大

この日の最大はギリギリ40cmの良型 自作の簡単に巻けるプリンスニンフ リリースすると一休みしてから消えた

ちなみに、昨年はルアーで67cmまでの大ニジマスを14尾釣り上げていますが、今年は未だ4尾だけです。これは以前にも書きましたが、今年は大ニジマスを追い掛ける事を止めたからです。大ニジマスが釣れればそれはそれで楽しい訳ですが、大ニジマスを追い掛け過ぎる余り、他の楽しみを損ねていたと思うからです。アメマスやブラウン・オショロに、風景や花などの写真、釣り人との出会いや渓を歩く事自体も、楽しい釣りなのです。ホームでは大物は滅多に釣れませんが、釣り本来の楽しみは十分に有ります。私は十勝の渓・風景・人たちが大好きで堪らないのです。

【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、EchoIonFlyReel4/5、RiverPeakWF-6Fライン、TiemcoStandard0X9F、GrandMaxFx2号
プリンスニンフささめ管付きチヌ3号、クロカワ虫ニンフTMC3761#8黒、他

【9月25日(木)11月並みの寒波で釣りにならない時は写真の日】

この日は11月並みの寒波襲来との事で、朝からとても寒く、こういった日はデリケートなニジマスは殆ど釣れません。それでも、十勝晴れの素晴らしいお天気だったため、釣果は期待せずに、10時過ぎにホームの渓で竿を出してみました。しかし、全くの予想通りに極端な低活性で、時折小さな魚信が出るものの、おチビちゃんすら釣れません。そのため、釣りはそうそうに諦め、鹿追方面から中札内、虫類方面へ移動しながら、写真の日としました。ちなみにホームの渓は、前日と打って変わって、殆ど釣り人は見られませんでした。地元の人は良く判ってますよね。

拡大

拡大

拡大

10時過ぎからのホームの渓は低活性 十勝牧場の白樺並木も青空に映える 鹿追方面から遠望のナイタイ山

【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、EchoIonFlyReel4/5、RiverPeakWF-6Fライン、TiemcoStandard0X9F、GrandMaxFx2号
プリンスニンフささめ管付きチヌ3号、クロカワ虫ニンフTMC3761#8黒、他

【9月26日(土)寒波と休日の混雑を避け、ファミリーパーク更別は超激渋だった】

どうせ寒波でロクなものは釣れないハズと考え、午前中は忠類から更別方面で写真撮影に当てました。ただ、なぜか霞が強く、余り良い写真が撮れなかったのが残念でした。午後からは久しぶりに管釣りのファミリーパーク更別を訪問しましたが、これがトンでもない超の付く程の激渋でビックリ。餌釣り池は大賑わいでしたが、余りにも釣れないからと、キャッチ&リリース池に移動して来られたルアーのお客さんが一人だけおられ、大苦戦されていました。結局、その方は最後まで1尾も釣れる事なく、帰って行かれました。

拡大

拡大

拡大

午前中は忠類の丸山展望台他へ訪問 霞が強く日高山脈は綺麗に撮影できず 午後は管釣りファミリーパーク更別へ

いつものペレットフライでまずは釣りましたが、なんと、これが全く反応無し。ウキを付けて放置しておくと、弱い魚信が出て40cmほどのニジマス君がご挨拶。ただ、その後は何をやっても全く反応の無い、これまでこの管釣りでは経験した事のない状況が続きました。強い寒波が来ると、渓だけではなく管釣りでも活性が落ちる事は常識ですが、これほどまでに低活性になるとは、驚きでした。なにせ、ペレットフライを落としても、見向きもせずジッとしているだけなのです。結局、あの手この手で3尾だけは釣り上げましたが、過去最低最悪の結果となってしまいました。

拡大

餌釣り池は大混雑だが激渋だったらしい 最近は50cm前後のサイズが多くなった 激渋で釣果は3尾、最大は55cm止まり

【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、EchoIonFlyReel4/5、RiverPeakWF-6Fライン、TiemcoStandard0X9F、GrandMaxFx2号
Kフライ/マラブー、ペレット茶管付グレ3号、他

【9月27日(日)寒波3日目で、ほんの僅かに活性上がった?】

この日は士幌町に新しくできた管釣りに行く予定でしたが、電話で確認すると、最近になりルアー専用となったらしく、ガッカリでした。行くところも無いので・・と言うか、ニジマスの低活性は、道内のどこへ行っても同じだろうし、仕方なくホームのポイントへ入渓するハメに。ただ一つだけ興味が有ったのは、寒波3日目ともなると、どの程度ニジマス達の活性が戻るのか、と言う点でした。ところが、11時頃にポイントに到着し、入渓時に流れの殆ど無い浅い場所に足を踏み入れた瞬間に、40cmほどの魚がバシャバシャっと音を立てて逃げてゆくのが見えました。

拡大

拡大

拡大

日曜で釣り人は多いが活性は低いまま 釣れたのは2時間でおチビちゃん3尾 じゃが芋収穫大忙し・秋撒小麦の芽吹き

実はこれ、流れの殆ど無い場所の物陰で、ニジマスが休憩していたと言うことであり、超低活性の証拠です。活性があれば餌場に魚たちは陣取る訳ですが、11時頃なのに物陰で寝ていたのです。案の定、釣り始めても暫くは全く反応がありません。そのうち晴れて太陽が出てくると、僅かに反応が出て、上写真の様な超おチビちゃんが3尾だけは釣れてくれました。帰路の途中、釣り場にいた関東から来たと言う餌釣りのおじさんに出会い話を聞くと、餌釣りでもおチビちゃんだけしか釣れなかったらしい。そりゃ餌で釣れんのだから、フライやルアーじゃ釣れんわいな。

【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、EchoIonFlyReel4/5、RiverPeakWF-6Fライン、TiemcoStandard0X9F、GrandMaxFx2号
プリンスニンフささめ管付きチヌ3号、クロカワ虫ニンフTMC3761#8黒、他

【9月28日(月)寒波4日目で活性は上がったが、大ニジマス大バラシ】

この日は午後から大雨の予報でしたが、朝起きると前日よりも随分と暖かく、上着が要らないほどでした。どうやら低気圧が道北を通過していたため、前線南部に一時的に南風が入って来た様子。これはチャンスかもと、雨の降りだすまでの午前中の時間に急遽出撃してみました。釣り場にはいつもより早い9時過ぎに到着。するとすぐに反応が出て、尺足らずのニジマスが次々とヒット。やはり朝の気温が上がったので、ニジマスの活性も一気に上がった様でした。ただ、最初は小ニジマスばかりで大物は未だお休みの様子。

拡大

拡大

早朝の気温が15℃と暖かい朝で出撃 シルバーウィーク後でも釣り人が多い 38cmまで10尾の釣果、大バラシが無念

10時過ぎ、少しだけ強めの魚信が出て38cmがヒット。その後も尺超えを交えてヒットが続きました。そして、12時ころになって雨がパラつき始めた時でした。なんでも無い様なごく小さなブツカリのポイントで、アウトリガーニンフでフライを流すと、弱い魚信が出て合せました。油断していました。いきなり大物が下流側へ走り出し、15mほどもラインが引き出されてしまいました。それでもなんとかリールファイトで頑張りましたが、一瞬のラインの緩みを与えた瞬間、獲物は体を回転させて逃げていきました。どうみても50cm超えの大ニジマスでした。無念でした。

【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、EchoIonFlyReel4/5、RiverPeakWF-6Fライン、TiemcoStandard0X9F、GrandMaxFx2号
プリンスニンフささめ管付きチヌ3号、クロカワ虫ニンフTMC3761#8黒、他

【9月30日(水)風予報が大外れで大波に翻弄された阿寒湖】

久しぶりに阿寒湖で風の弱い予報が出ていたため、急遽、前日夕に阿寒湖温泉入りしました。ただ、朝起きると予報が少し変わっていて、風速3m/時の時間帯があるとの事。それでもまぁ、なんとかなるだろうと8時半ころに出艇しましたが、これが間違いでした。風はちっとも治まらず、強風が吹き荒れ始めました。後ほど判りましたが、9時過ぎには風速5mと、ゴムボートには危険な風速だった様子。通常、4m以上ではゴムボは出しません。ましてや5mなど、自殺行為に近いのです。ここまでWNIに騙されるとは、全くの想定外でした。

拡大

拡大

拡大

阿寒湖ボート券/水温は未だ17℃と高い WNIの天気予報に騙され散々な目に 岸からの釣り人も随分と増えて来た

釣りの方は、11時頃まではRedPepperJrの低速レイトロでアメマスを数尾釣り上げ、その後はDコン72の高速レイトロでニジマス狙いとしました。しかし、寒波で最高は16℃止まりと寒く、ニジマスの活性は低いまま。代わりに40cmまでのサクラマスが、鋭い魚信で楽しませてはくれました。結局、この日の釣果は、アメマス55cm、50cm未満6尾、サクラ40cmまで3尾、総計10尾と、強風と大波に翻弄された割にはまずまずの結果でした。なお、水温は未だに17℃前後と高く、季節はやや遅れている様です。紅葉も例年より少し遅く、10日頃が見ごろとなりそうでした。

拡大

拡大

拡大

14時過ぎになり釣れたサクラマス40cm 紅葉の始まった阿寒湖、景色は最高 早くも産卵を終えた?アメマス55cm

【使用タックル】
PalmsLakezeeLSZS-991、StradicC3000、Durasensor8+Si2(2号/35lb)+Nanodax23lb、
自作潜行板/中サイズ、GrandMaxFx2.5号、RedPepperJr/鮎(SBL)、Dコンタクト72S/ワカサギ(SBL)、他