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単独釣行レポート
北海道釣行日誌2024(14)(10月1〜10日)
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10月になりました。北海道はすっかり秋の様相となり、平地でも紅葉が始まっています。旭岳など高山では、既に初冠雪の便りも聞こえています。まもなく道内は、秋晴れの下で紅葉の輝く、一年で最も美しい季節となります。過去一番の暑かった夏も記憶に遥か遠くなり、湖の表層水温も岸釣りが可能な範囲にまで下がっています。渓でも湖でも、今まさに渓流釣りの本番真っ最中です。目の覚める様な美しい景色の中で、引き続き北海道の釣りを満喫したいと思っています。(下写真は、紅葉の始まった阿寒湖と雌阿寒岳)
注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。
【10月2日(水)新しい釣り場でまたまた大バラシ】
この日はまたまた新規釣り場探しをしながら、3ヶ所ほどの釣り場を巡りました。1つ目の釣り場は、先日入渓した十勝川本流の少し下のポイント。先日もチビニジマスが1尾、釣れただけでしたが、この日も全く同じで、2時間以上も頑張りましたが、下の小さなニジマスが1尾釣れただけでした。十勝川の本流も、魚影が薄くて思ったほどは釣れませんね。2つ目の釣り場は、初めて訪れた某ダムの放水口。ここでは1号錘で飛距離を出せるようにしたBretton#2金赤に、大物が喰い付いてくれましたが、残念ながら、またまた大バラシ!
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1つ目の釣り場は十勝川本流の某所 | こんなチビニジマスが1尾だけ | 2つ目の釣り場は初めて入渓の放水口 |
2回ジャンプしたその姿は、どうみても50cm以上のニジマスでした。しかしBrettonも良くバレます。野生化した大ニジマスには、トリプルフックはダメですね。今後はダブルフックに代えた物を作って、試してみたいと思っています。そして3ヶ所目の釣り場は、先日、大イトウを釣った放水口下です。ここでも1度だけ強烈な魚信が出て、ドラグが唸り始めましたが、すぐに静かになりました。見るとフックに1cmほどの大きなウロコが刺さっていて、恐らくコイにスレたのではないかと思われました。ガッカリでした。
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中通1号錘付きのBrettonで大バラシ | 3つ目は先日イトウの釣れた放水口 | 強烈な魚信はこのウロコの持ち主 |
【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、
Bretton#2赤金/赤金(赤塗装)、Sukari50SSdeep/オイカワOB、他
【10月3日(木)某ダム湖で初めてのボートフィッシング】
この日は前日より気温が5℃以上も下がり、渓での大ニジマスは期待できそうもありませんでした。そこで某ダム湖で、初めてのボートフィッシングを試みました。このダム湖では、これまで3回ほどボート釣りをしている人を見かけていた事に加え、餌のブッ込み釣りで40cmほどのニジマスを釣っている人もいて、とても気になっていたのです。ただ、ボートを出す場所が狭くて泥だらけで、あまり気乗りがしなかったのです。加えて、山奥で交通の便も悪く、この日もボートで走行していると、100mほど先でヒグマの姿も見えました。
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ボートで初めて入渓のダム湖(Click) | 水温は既に12℃台、古いダムで浅い | 自然豊かなダム湖でヒグマの姿も見えた |
9時半ころに出艇しましたが、この日は気温急降下で、真冬用の防寒具を着ていても寒いくらい。水温も12℃台まで下がっていて、ハンドトローリングのみの釣りでした。ただ、予想外だったのは、ダムが非常に古く、とにかく浅いのです。インレットから300mほどは水深30cmほどで、ボートが入れません。また、ダムサイトのすぐ近くまで、3m以上深い場所が全く無いのです。これではトローリングはほぼ無理です。案の定、釣れたのは小さなニジマスとアメマスだけ。13時頃に強い魚信が出て喜んだのですが、なんと50cm近い巨大なウグイでした。ガッカリでした。
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13時頃に強い魚信が出たがコイツだった | 岸からの釣り人も3人ほど(Click) | 釣れたのは小さなニジマスとアメマス |
【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、
D-Contact60S/鮎、Bretton#2/赤金、Sukari50SSdeep/オイカワOB、他
【10月4日(金)雨後の濁りもホームはイマイチ】
この日は終日大雨の予報でしたが、十勝では午後13時ころから3時間ほど、ほぼ雨の降らない時間帯ができたため、ホームの渓の近場でチョイ釣りを試みました。雨後で釣りにはちょうど良い濁りが出ていて、大ニジマスを期待して、最初はスピナーを投げましたが、なぜか全く反応無し。仕方なく、磯竿アウトリガーニンフを持ち出し、水深1.5mほどのポイントをしつこく誘っていると、1尾だけ36cmの、最近のホームにしては良い型のニジマスが釣れました。このサイズでもホームでは数カ月ぶり。あとはマイクロヤマメが数尾、アホみたいに釣れました。
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雨が上がったのでホームでチョイ釣り | 濁りは釣りにはちょうど良い程度 | 珍しくニジマス36cmが出た(Click) |
【使用タックル】
ShimanoHoliday磯3-530、BiomasterC3000、Castaway25lb、Nanodax20lb+Nanodax17.5lb+GrandMaxFx2.5号、
錘2号、プリンスニンフささめ管付きチヌ3号、他
【10月5日(土)〜7日(月)体調不良で釣りは無し】
風邪を引いた様で体調が悪く、活動を停止しました。
【10月8日(火)病み上がりで移動中にチョイ釣り】
まだ風邪が抜けきらず、体調は悪いまま、阿寒湖方面へ移動しました。久しぶりに阿寒湖で風の弱いボート日和がやってきそうだからです。5日からこの日の午前まで、まるまる3日半も釣りをしなかったのは、今期初めて。移動だけで何もする予定も無かったのですが、途中で紅葉の綺麗な渓を見てしまうと、ついつい竿を出したくなってしまいます。ただ、前日から急激に気温が下がっていて、午後はニジマスの活性はほとんどゼロのはず。釣れなくてもロッドが振れれば良し、と言うことで1時間ちょっとだけ遊んでみました。
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紅葉の渓は歩いているだけで気持ち良い | 釣れたのはこの1尾だけ | 十勝東部の紅葉の始まった渓(Click) |
【使用タックル】
IL_Flusso/Tilf72、VanfordC3000HG、SiglonPEx8(35lb/2号)+GrandMaxFx2.5号、
Bretton#2/金赤/銀赤、Sukari50SSdeep/オイカワOB、他
【10月9日(水)北海道釣行日誌2024を終了します】
風邪が長引き体調が不良のため、北海道釣行のこれ以上の継続は困難であると判断しました。また来年も北海道で釣りが出来る事を願って、今年度の釣行日誌を終えたいと思います。長い間、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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目の覚める様な紅葉の景色とともに、チップ(陸封型ヒメマス)釣りを楽しむ(23年10月22日、屈斜路湖)(Click) |
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