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単独釣行レポート

北海道遠征2019秋 釣行日誌(6)(10月21日〜31日)


今秋も北海道遠征釣行を行っています。今回も10月下旬頃までの2ヶ月足らずを予定していますが、細かな予定は一切立てず、体調と相談しながら自由きままに釣り歩きたいと考えています。釣行範囲は主に十勝・釧路支庁であり、一部は日高・胆振・北見支庁等が含まれています。また最近は、釣果にこだわらず釣りそのものを如何に楽しめるかに重点を置いて旅をする様になってきています。加えて近年は、釣りのウエイトがますます少なくなっており、観光や写真目的の旅が多くなってきています。今回も、その日に起きた様々な出来事を、写真と文章で日誌形式で綴って行きたいと思っています。(下写真は、白鳥の舞う紅葉のカルデラ湖)

注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。


【10月21日(月)】

14日以来1週間近くも居座っていた強い寒波がようやく抜け、この日は9月中旬並みのポカポカ陽気となってくれました。快晴で風も弱い日だったため、1週間ぶりに阿寒湖でボートを出しました。前回は強い寒波で過去最低の釣果を記録したので、その雪辱のつもりでした。湖の釣りでも、寒波がやってくるとおチビちゃんばかりになり、しかも、数も少なくなってしまう様です。広い湖の中を泳ぐ魚には寒波など関係ない様に思えますが、恐らく、表層で活動するプランクトンや虫たちの活動が寒波で制限されるため、それを喰うワカサギなどの活動も抑えられ、結果的に大物が釣れなくなるのではないかと考えています。(Click → クリックすると大きな写真をご覧頂けます。)

阿寒湖漁協のボート釣り券(2000円)快晴の澄み切った青空のもと、紅葉のピークを迎えた阿寒湖(Click)

この日は1週間前とは全く逆の状況で、期待して朝7:30時に出漁しました。ただ、早朝は意外にも非常に寒く、しばらくは全く反応がありません。しかし、いつもそうなのですが、日が照って暑くなり、上着を脱ぎたくなる様になった時が時合いの始まりとなるのは、どこの釣り場でも大よそ間違いは無い様です。冷たい風が全く気にならなくなり、上着を脱ごうか迷い始めた9時過ぎになり、ようやく1尾目のアメマス41cmがヒット。しかし、この日はここからが前回とは全く異なっていました。次から次へとヒットが続き、昼食を取る時間が無いほどの忙しい時間が始まってしまったのです。

この日の最大はアメマス46cm 産卵直後らしく、やせ細っている金アメ46cmと私

結局この日は46cmのアメマスを筆頭に、45,45,44,44,41,41,40,38,35,34,33,33,32,32,29,28,26,26,21cmとニジマス36cmの合計21尾が、15時ころまで絶え間なく釣れ続けました。あまりの釣れっぷりに疲れてしまい、15時過ぎには早上がりしてしまいました。そして、数の上では雪辱を果たせた恰好でしたが、しかし、この日は50cmを超える様な大物は1尾も釣れなかったのが少し残念でした。東北のイワナ釣りでも同様なのですが、ポカポカ陽気で一気に魚たちの活性が上がり、こういった日は近くにいる魚が次から次へとルアーに喰い付いてしまうため、返って大物が釣れなくなる様なのです。でもま、贅沢は言えませんね。

平日でも釣り人が多くみられたニジマスは36cmの1尾のみナナカマドの紅葉が素晴らしい(Click)

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari60deep/オレンジベリー鮎(シングルBL改)のみ

【10月22日(火)】

この日も前日に引き続き10月初旬並みの暖かさで、風も穏やかな予報だったため、カルデラ湖で2日連続のボート釣りを楽しみました。予想通りに魚の活性はとても高かったのですが、なぜかこの日はトラブル続きの、ある意味で最悪の日でもありました。前日から暖かかったため、早朝から気温が高めで活性も高いのではないかと考え、8時には出航しました。すると予想通りに、8:30時ころ、ニジマスの強烈な魚信が出て50cmクラスがヒット。しかし、ボートの横まで寄せてきたところで、なぜかフックが外れ、大バラシ。その後は10時過ぎにサクラマスの27cmがヒット。その次にはロッドがガクンと引き込まれる魚信が出るも、乗ってくれません。

即位の礼の休日も釣り人が多い朝一番はサクラ27cm、夕方にも24cm水温は13℃台、魚群も3〜8m付近

念のため、フックを新しいものに取り換えると、11時20分ころ、これまでに感じた事の無い強烈な魚信が出て、10分ほどもやり取りの末に、この日最大のニジマス61cmをなんとかランディング成功。ちなみにこの61cmは、私の北海道の野生ニジマスの記録を更新するサイズでした。その後は車に戻ってのんびりと昼食を取り、14時ころから釣りを再開。すると15時前になってニジマス50cmを追加。その後もロッドがグンっと引き込まれることが2回ほどありましたが、残念ながら乗ってくれません。そして、15時ちょうどころ、アメマスの40cmクラスがヒットしてきましたが、なぜかボートのヘリでフックが外れてバレてしまいました。

この日の最大はニジマス61cm 北海道のニジマスの記録を更新するサイズニジマス61cmと私

とにかく魚の活性は高く、盛んに反応が出続けたのですが、フックを交換した後もなぜかバラしや乗らない事が多く、この時点ではまだ釣果は3尾だけ。更に15:30時ころ、ニジマスの50cmクラスがヒットしてきましたが、結び目で切れてミノーごと持って行かれてしまう始末。その後は15:40時にサクラマス24cm、16時過ぎにニジマス51cm、最後は16時半ころニジマス48cmを追加して、納竿しました。しかし、ボートを片付けていると、あれれ、突然ブシューっと音がして、ボートに穴が空いてしまいました。どうやら尖った石がボートに刺さってしまった様です。魚はそこそこ釣れましたが、最後の最後まで、もう最悪でした。

14:50時ころ、ニジマス50cm16時過ぎ、ニジマス51cm最後は16:30時、ニジマス48cm

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari60deep/オレンジベリー鮎/チャートY

【10月23日(水)】

この日は風が強い予報で、しかもボートは穴が空いたままで、ボート釣りは無理。仕方なく、午前中はいつも良く行くオショロコマの渓へ行ってみました。しかし、釣り始めて驚いたのは、魚影が全く見られないのです。いつものポイントを3ヶ所ほど釣ってみましたが、魚の姿が全く見られません。そういえば、昔、釣りのガイドさんから10月後半からオショロコマは釣れなくなると聞いたことを思い出しました。オショロコマの産卵の時期は10月後半から11月前半らしく、この時期は余程の小物でも無い限り、釣りにならない様な小沢に入ってしまう様です。ちなみに、オショロコマは20cmでも立派な成魚で、産卵活動を行う様です。そりゃ、釣れませんわなぁ。

3カ所ほど試したが釣果はゼロ紅葉真っ盛りのオショロコマの渓には魚影は全く無い

その後はボートの穴空きを修理をしたりして過ごし、夕方、ほんの1時間ほどだけですが、カルデラ湖で一番人気の河口のポイントへ行ってみました。このポイントは常に釣り人が入っていて、この日も平日にも関わらず、7人ほどの釣り人が釣り場に陣取っていました。私も過去にはこのポイントへ良く来たものですが、余りの釣れなさにここ数年は訪れることも無くなっていたのです。この日は10月初旬並みの暖かい日であり、適度な風で波があり釣り人の姿が見えづらく、理想的な釣り日和でした。しかし、私を含め全員に、夕方薄暗くなるまで、全く釣果はありませんでした。ボートならこの時間帯は入れ食いになるんですがねぇ、やはり人が多いとスレて釣れなくなる様です。

数年ぶりにカルデラ湖一番の河口のポイントへ 平日でも釣り人は7人しかし、全員釣果は無かった様だ

【使用タックル】
オショロコマ:ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+ValivasShockLeader16lb、
Ryuki50/45S/赤腹ヤマメ/Tシャッド、他
ニジマス:SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari85DXS/イブキ/OB鮎、プロビアスプーン12/18g/緑/赤金、他

【10月24日(木)】

この日は非常に風の強い日でしたが、快晴に近い良いお天気だったため、午前中は写真の日としました。久しぶりに行った裏摩周の展望台からの眺望は、摩周ブルーに輝く湖面が最高に綺麗でした。他にも紅葉の美しい写真が沢山撮れましたので、11月になったら4K壁紙として公開させて頂きたいと思います。そして、午後になると予報が大きく外れ、風が止んでくれました。そのため、穴空きを修理したボートの点検を兼ねて、急遽、15時からボートを出しました。釣りは16時半ころまでの1時間半だけでしたが、それでも5回ほど魚信があり、48cmと47cmの非常に綺麗なニジマス君がお相手をしてくれました。

摩周ブルーが美しい裏摩周の眺望(Click)午後は1時間半だけカルデラ湖へ

ただ、この日は北風が吹いてかなり寒く、前日より最高気温が5℃ほど下がりました。そのため、こういった日の夕方に冷たい風が吹いて気温が急降下すると、活性が急激に落ちてしまう事が多く、50cm以上の大型は知らんぶりでした。管理釣り場でもこの時期の北風の日は、夕方になるとパタリと魚信が無くなってしまう事が多いものですが、それは大きな湖でも同様の様です。もう一点、今回の新しい試みとして、魚群の多く見られるポイントでボートを停止し、キャスティングで釣れるかどうかを試みてみた事があります。下写真の48cmは沖合200m付近でのワカサギの魚群の真上でのキャスティングによる釣果です。他にも、ミノーがフォールする途中で魚信が出たケースがありましたが、残念ながらフッキングには至りませんでした。スレていないと釣れるものですね。

キャスティングで釣れたニジ48cm水温は13℃台、魚群は3〜6m薄暗くなって来たニジマス47cm

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari60deep/オレンジベリー鮎/チャートY

【10月25日(金)】

10月の後半は産卵の時期です。オショロコマは2日前のレポートの通り、産卵活動に入るといつもの渓からは魚影が消え、釣れません。イワナ・アメマスも同様で、源流の細い流れの中で真っ黒に集まり、ルアーを追いません。湖ではチップ(陸封型ベニザケ)が釣れますが、産卵活動の邪魔をして無理やり口を使わせる釣りで、なんだか可愛そうで気が乗りません。かと言って、今年の川でのニジマスは壊滅的で、尺足らずの小物以外はほぼ釣れません。イトウは3年前に止めました。つまり、カルデラ湖や阿寒湖でのボートの釣り以外は、この時期の釣り物がありません。でも、風が吹くと大波でボートは出せず、アウトです。

紅葉も終盤になり、海岸線はカラフルなおびただしい落ち葉で埋もれていた平日でもチップの釣り人で賑わう

この日は風の非常に強い予報で、やる事が無いので仕方なく、気が乗らないチップ釣りに1時間だけ入りました。実は10月末のこの時期にチップ釣りをやったことが無く、この時期の状況を確かめてみようと考えたからです。予想はしていましたが、紅葉も終盤を迎えていて、湖畔の海岸線はびっしりと赤や黄色の落ち葉で埋め尽くされていました。風が強く、落ち葉が水辺にも大量に落ちていて、すぐにルアーに引っ掛かって殆ど釣りになりません。ただ、魚影は10月中旬と比べるとかなり多く、ルアーを引くとすぐにスレ掛りしてしまいます。5尾ほどスレで掛けてしまい、口にルアーを咥えて釣れたのは2尾だけでした。

セッパリになった雄のチップ落ち葉に隠れる様にチップ達が泳ぐ紅葉の色に紛れるかの様なチップ

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+VarivasShockLeader16lb、
Ryuki60S/チャート、他

【10月27日(日)】

26日は終日、雨と風の強い日だったため、洗濯・買い物の日としました。この日は逆に終日良いお天気で穏やかな予報だったため、早朝からカルデラ湖でボート釣りを決め込みました。WNIの予報では湖面で南のち北の風で終日風速2m以下となっていましたが、これを信じてしまい、痛い目に遭ってしまいました。この日も早朝はやはり魚の反応は全く無りません。いつもそうですが、10時を回ったころからウグイの猛攻が始まり、ルアーを引くとすぐに巨大なウグイが喰い付いてくることが連続4回もあり、辟易でした。ただ、11時ころに一度だけ強い魚信があり、ボートの遥か後方で魚がジャンプしました。間違いなく40cmクラスのニジマスでしたが、残念ながら、リーリングの途中でバレてしまいました。

日曜とあって、釣り人が多かったこの日は魚群が殆ど見えなかったSukariに来た雄チップ37cmほど

この日いつもと少し異なっていた事は、ワカサギの魚群がほんの僅かしか見られなかった事です。そのため、その後はニジマスをあきらめ、出航地の対岸にあるチップ(ヒメマス)の良く釣れる海岸まで移動。良いお天気のベタ凪で、紅葉の写真も沢山撮影できました。また、チップは海岸付近をトローリングすると簡単に釣れ、しかも、岸からの釣りと違ってスレは殆ど無く、ほぼ口にフッキングしてきます。チップと5尾ほど遊んで貰った後、13時ころになって、突然、その災いは降りかかってきました。予報とは真逆方向からの強風が吹き始め、大波で操船が困難な状況になってしまったのです。

紅葉も終盤、最後のきらめきだ尺足らずの雌チップもボートで釣るとほぼ必ず口に掛かる

無理をすれば対岸の出航地まで戻れなくもなかったのですが、安全を見て、ここは対岸に上陸し、車を移動してきてボートを回収することにしました。この時、たまたま近くでカヌーに乗っておられたB町のYさんご夫婦に、なんと!、対岸の私の車のところまでわざわざ送って頂きました。北海道の人は本当に親切で優しい人が多いものです。ご厚意に涙が出そうになりました。せめてタクシー代相当分くらいはお礼をさせて頂いても良かったのですが、気が動転していてそれも叶わず、先をお急ぎの所を本当にご迷惑を掛けてしまいました。この場を借りて、心からお礼を申し上げます。さて、こんな出来事があり、結局、釣りの方はニジマスボウズでした。

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari60deep/イブキ/OB鮎、プロビアスプーン12/18g/緑/赤金、他

【10月28日(月)】

この日は早朝以外は風速4〜5mの予報で、その通りならかなりの波でボートは諦める所でしたが、実際には終日、ほぼ無風状態の超ベタ凪でした。これほどまでに予報が外れても許されるものなのでしょうか。さて、この日の午前中はチップの産卵の写真でも撮影してみようと出かけましたが、人の見ている所では産卵活動をすることはなかなか無い様で、結局、産卵床の写真やいつもの風景写真の撮影だけになってしまいました。そして、前日のハプニングを、まるで懲りていない私は、午後からまたまたボートの釣りに挑みました。過去の経験から、ベタ凪でPカンの日の昼間は、ほぼ何も釣れない事が判っていたからです。

午前中はチップや景色の写真撮影に足元を悠然と泳ぐ雄のチップ岸ギリギリの所に大産卵床が有った

そしてこの日はもう1点、別の作戦も考えていました。実は10月に入ってからの釣果のうち、大ニジマスはほぼ全て、出航地の目の前の海岸線の特定の場所でヒットしていました。理由は全く不明ですが、ワカサギたちはなぜかいつも同じ様な場所に複数の大きな群れを作っていて、大きくは動かない様なのです。魚群の見える場所は複数のごく狭い範囲に限られていて、そのうちの最も魚群の多く見られた場所だけを、この日は徹底的に攻めてみることにしたのです。具体的には、水深5〜10mで長さ500mほどの縦長の狭い範囲を、トローリングとキャスティングでしつこく往復しながら釣り続け様という作戦です。

15:40時、1尾目の獲物はちょっと痩せたニジマス56cm、良く引いてくれたニジマス56cmと私

釣り始めたのは15時ころからでしたが、ほぼ快晴の非常に明るい日だったため、予想通りにしばらくはウグイ以外の反応はありません。ようやく1尾めのニジマス56cmがヒットしてきたのは、1時間近く経過した15:40時でしたが、しかし、この日はここからこれまでに見られなかった様な爆釣タイムが始まりました。その後は15:55時にアメマス34cm、16:00時に同43cm、16:05時に同39cm、16:10時にチップ(ヒメマス)と思われる銀ピカの魚34cmがヒット。この時期、殆どのチップは赤い婚姻色になりますが、稀に産卵活動に参加しない銀色の個体が存在するらしいのです。更にその後は、16:15時にはアメマス51cm、16:25時にニジマス53cmと続きました。

終日ほぼ無風状態の超ベタ凪だったアメマスは51,43,39,34cmの4尾尾びれの形からチップと思われる34cm

16:30時ころになると、ワカサギの魚群が徐々にバラバラになってきて、魚信が途絶えました。これで今日は終了かと思いましたが、少しボートを進めた所で、まだ塊まりになっている魚群が1つだけ魚探に映り、その30秒ほど後に強烈な魚信が出て、この日最後のニジマス56cmがヒットしてきました。それにしても驚きました。ほぼ5分おきに魚がヒットしていて、これほどの爆釣になるとは思ってもいなかったからです。この日はこの時期としてはとても暖かい日で、最高気温は14℃まで上がりました。どうやら水温の一番上がる夕方に活性が高くなり、薄暗い中でミノーを見破られることも無く、次々と魚たちがヒットして来たものと思われました。最高の日でした。

水温13度台半ば、泳層は3-8m付近16:25ニジマス53cm、16:40に56cm16:30時ころ魚群はバラバラに

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari85DXS/アクアマリン、Sukari60deep/OB鮎、他

【10月29日(火)】

この日は大気不安定で朝から南風のとても強い日でした。そのため、前から気になっていたオショロコマの産卵の写真を撮影できないかと、ヒグマの出そうな源流部へ赴きました。いつものオショロの釣り場の脇から小沢が流入していたのを覚えていて、とりあえずその小沢を歩いて奥へ探索してみる事にしました。すると、小沢に入ってほんの十数mの所で、なにやら水面に沢山の波が走るのが見え始めました。良くみると、大小のオショロコマたちが、私の姿に驚いて右往左往していたのです。更に良く見ると、ごく浅い場所に沢山の小砂利を掘り返した様な跡が有り、これこそがオショロコマの産卵床に違いないと思えました。

こんな小沢でオショロコマは産卵4尾のオショロが隠れているペアリングするオショロコマたち

更に小沢を奥へ進むと、ペアリングしているオショロコマや物陰に隠れている小さなオショロコマたちが実に沢山見えました。ほんの10mほどの区間に、恐らく20〜30尾ほどのオショロコマたちが犇めいていました。小沢の幅はほんの1mほどで、水深も数cmから十数cmのごく浅い場所に、これだけのオショロたちが入り込み、産卵活動をしている訳で、なるほど本流を釣っても釣れるはずがありません。ただ良く見ると、本流の脇のごく浅い場所にも産卵床らしき白っぽい小砂利の穴が空いていて、本流にも産卵中のオショロが泳いでいた可能性はあります。ただ、産卵中はイワナもサケ類も餌をほぼ食べません。ルアーに無反応だっただけかも知れませんね。

左上の産卵床を守る右下のオショロ産卵床を守るオショロコマ本流の浅瀬にも産卵床が見られた

そして、午後からはまたまたカルデラ湖に戻りましたが、風でボートが出せないため、熊の出そうな林道を15分ほど歩いて前日に爆釣したポイントまで行き、キャスティングで釣ってみました。しかし、ボートで釣っていたポイントは100mほど沖合の場所でした。岸から20mほど立ち込んでプロビア30gなどの非常に重いルアーを大遠投しましたが、飛距離はせいぜい50mまでで、あと30〜40mほどはポイントまで届いていません。それでも、ルアーの着水音や光の反射で魚がルアーに気付き、喰い付いてこないかと期待しましたが、そうは問屋が卸してはくれませんでした。前日の爆釣の時間に合わせて15:30時から1時間ほど頑張りましたが、反応はありませんでした。

熊の出そうな林道を15分ほど歩いて岸辺から20mほど立ち込んでの釣り16:30時まで頑張ったが反応は無し

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
プロビアスプーン20/30g/緑/赤金、Dコンタクト85S/鮎/チャート、他

【10月30日(水)】

この日は朝から風の強い予報でしたが、夕方の2時間ほどだけ、無理をしてカルデラ湖でボートを出しました。その理由は、翌日・翌々日は共に強風の予報で、しかもその後は平年並みの気温に戻って雪が降るかも知れないとの事で、道東のカルデラ湖の釣りは、この日を今季最後にしようと決めたからです。本当は、岸からの釣り人たちにとっては「これからが本番」なのですが、11月に入ると荒れる日が多くなり、ボートの出せる日は限られてきます。産卵の時期であり、11月中旬ころまでは、イワナ・アメマス・オショロコマ・ブラウンなどはほぼ釣りになりません。かと言って、岸から湖を釣るのは至難の業であり、根性の無い私にはとても無理です。

大波を無理して14時ころ出漁魚群が殆ど見えず、しかも泳層が深い魚群はいつもの場所にはいなかった

さて、2日前の爆釣が忘れられず、この日も同じ様にワカサギの魚群の集まっていたポイントへ急ぎましたが、あれれ、なぜか魚群が全く見当たりません。魚群を求めて付近を探しましたが、見えた魚群は小さく、しかも2日前よりかなり深い層を泳いでいました。波のせいなのか気温が少し下がったからなのか、理由は判りませんが、ここ2週間ほど殆ど同じ場所に集まっていたワカサギたちは、この日はバラバラになっていました。泳層が深いため、ハンドトローリングではミノーが届かず、魚群の上を通過しても殆ど反応がありません。それでも、1尾だけお相手をしてくれた愛想の良いニジマス君がいて、この魚が今季最後の道東カルデラ湖のニジマスとなってくれました。

今季最後のカルデラ湖のニジマスは綺麗な魚体の51cm、また来年!ニジマス51cmと私、自撮り失敗!

【使用タックル】
SHIMANO_CarddiffN/S83ML、VanquishC3000、SunlineCastawayPE30lb(2号)+ValivasShockLeader16lb、
Sukari85DXS/アクアマリン、Sukari60deep/OB鮎、他

【10月31日(木)】

予報では週末から強い寒波が入るとのことで、2日後の土曜には、いよいよ宗谷や峠などで降雪が見られそうです。この日は結局、竿を出すことも無く、写真を撮影しながら330qを6時間ほど掛けて、千歳市まで移動しました。翌日は管理釣り場に寄り道しながら、東京に向けて帰ることとしました。健康であればの話ですが、来年もきっとまたこの地に戻って来たいと強く思っています。稚拙な文章にもかかわらず、2ヶ月近くの長きに渡り、本釣行記をお読み頂き、本当にありがとうございました。

カラマツの紅葉がピークとなった鶴居村の牧場から、雄阿寒岳を遠望(Clickで拡大)

【使用タックル】
ありません。