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ミニオフレポート

北海道遠征2019秋 釣行日誌(1)(9月5日〜10日)


今秋も北海道遠征釣行を行っています。今回も10月下旬頃までの2ヶ月足らずを予定していますが、細かな予定は一切立てず、体調と相談しながら自由きままに釣り歩きたいと考えています。釣行範囲は主に十勝・釧路支庁であり、一部は日高・胆振・北見支庁等が含まれています。また最近は、釣果にこだわらず釣りそのものを如何に楽しめるかに重点を置いて旅をする様になってきています。加えて近年は、釣りのウエイトがますます少なくなっており、観光や写真目的の旅が多くなってきています。今回も、その日に起きた様々な出来事を、写真と文章で日誌形式で綴って行きたいと思っています。(下写真は、日高のブラウントラウトの渓)

注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。


【9月5日(木)】

今回は9月4日の津軽海峡フェリーで北海道入りしました。そして、北海道釣行の行き帰りに、必ずと言って良いほど立ち寄るのが、この管理釣り場「ビッグファイト松本」です。なにせ環境バツグンで、魚の引きも素晴らしく、大小7つもの池が初心者向けからベテラン向けまでレベル分けされていて、それでいて人はそれほど多くも無く・・・管理人さんにチョット癖がありますが・・・私の北海道での一番のお気に入りの管釣りなのです。ただ、年々少しづつではありますが、魚の大きさが小さくなって来てはいる様です。それでも、この日は60cmまでの素晴らしいファイトのニジマスたちがお相手をしてくれました。

  
【使用タックル】
3000円の#5/6中古フライロッド、NoBrand1850円WF-6Fライン、UM-FR-01-ALC#5/6リール、
TiemcoStandard1X9F、SeagarGrandMaxFX1.75号、Kマラブー、ペレット茶管付グレ3号、他

【9月6日(金)】

午前中は一気に千歳市から日高地方まで移動し、まずは知合いの某牧場を訪問、写真撮影などで過ごしました。そして午後からは、いよいよ本北海道釣行の釣りのスタートです。まずは上流部のブラウントラウトの釣れるポイントへ。ただ、現場に到着してガッカリしました。この地の大雨は8月23日が最後だったハズなのですが、なぜか上流のダム湖が大放水していて水量が異様に多く、しかも写真の様に濁っています。大雨から2週間も経過しているのに、こんな濁りが残っているとは・・・ただそれでも、ギリギリ釣りの可能な濁りだったため、写真下中央の様な脇の緩い流れを選び、Ryuki50Sで底付近を探ると、20cm足らずのおチビちゃんが3尾ほどお相手をしてくれました。

午前中は某牧場を訪問、写真撮影こんな脇の流れの底をチョンチョンこんなチビブラウンが3尾ほど

その後は大アメマス狙いで下流部の激流を釣りましたが、濁りは更にきつく、殆ど何も反応がありません。結局、このポイントでも、脇の緩い流れで下写真の36cmほどのアメマスが1尾ヒットしただけでガッカリでした。ただ不思議だったのは、結構な数のシロザケが遡上している様で、濁っているとルアーを果敢に追い掛けて来て、喰い付いてくる様なのです。足元までシロザケが追い掛けてきて、目の前でルアーをガブリとやられ、3尾もシロザケを釣ってしまいました。もちろん即リリースしましたが、後味の余り良くない釣りになってしまいました。ちなみにこの時期は、サケがスレたり喰ってきたりするため、ラインは16lbを使っていて、ミノーのロスはありませんでした。

下流も濁りは強いが、何とか釣り可能結局、アメマス36cm1尾だけだった今シーズンも早速やってしまいました

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+VarivasShockLeader16lb、
Ryuki60/50/赤腹ヤマメ、Sukari50SS/ハヤ、他

【9月7日(土)】

夜半の大雨のためか、この日の日高のブラウンの渓は、前日以上のヒドい濁りで釣りになりません。仕方なく、以前より気になっていた隣町の渓でお茶を濁してみることにしました。こちらの渓はヤマメで有名らしく、数は少ないながら、ニジマスとアメマスにブラウンも釣れるらしい。前日のシロザケの猛攻を避けるのと、少しでも濁りの少ない場所で釣りたいとの思惑もあって、まずは車で入れる最源流部まで行ってみました。熊の出そうな山の中の渓へ熊スプレーと爆竹を携えて降り立ちましたが、あれれ、誰もが同じ様な事を考える様で、川原はたった今歩いたばかりの様な足跡だらけでした。

ブラウンの渓の隣の渓の最源流部へ最源流部は流石に透明度が高い大淵の底から飛び出したチビアメマス

それでもルアーを丹念にポイントに投入し続けると、岸際ギリギリで何尾かの魚が反応してくれました。20cm前後のブラウンが3尾に、25cmくらいのアメマスが1尾、それに、小さな小さなヤマメが2尾・・・シロザケがいないだけで、何だか前日の釣果と瓜二つです。最源流部の橋の下とあって、のべつ幕なしに釣り人が入っている様で、大物はすでに釣りきられたのか、ご在宅では無かった様です。その後は5qほど下った中流域?に移動して釣ってみましたが、なんとここでは魚の反応は皆無で、北海道では久しぶりにオデコをくらってしまいました。ここまで釣れないと粘る気も失せてしまいます。日高のブラウンは、もう諦めましょうかね。

ここでもこのサイズのブラウンが・・ヤマメで有名な河川らしい中流部も攻めてみたがオデコだった

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+VarivasShockLeader16lb、
Ryuki60/50/赤腹ヤマメ、Sukari50SS/ハヤ、他

【9月8日(日)】

日高のブラウンの渓は、濁りでしばらくは釣りにならないため、この日の午前中は大きく移動して、十勝のニジマスの渓へとやってきました。ただ、この日の北海道は台風の影響でクソ暑く、道内で9月としての最高気温の観測史上1位の記録を更新した地点が28か所にも上るほど。お昼ころには十勝入りしましたが、流石にこの気温では、渓には釣り人は誰もいませんでした。仕方なく、夕方16時ころになり、少し涼しくなったのを確認してから、2時間ほどだけ試し釣りをしてみました。それにしても、歩き始めると透湿のウェーダーでも汗だくでした。参りました。

流石に30℃を超える気温で、日曜にも関わらず13時ころには釣り人はゼロ夕方、お気に入りのポイントへ

昼間はほとんど釣り人が入っていなかったためか、夕方はかえって釣り人のプレッシャーが減っている様で、短い時間の割には調子良くニジマスたちが反応してくれました。ただ、水温は15℃を超えていて、大物は沈黙を保ったままで、動いてはくれなさそうです。それでも、なんとか32,30,30,25cmの4尾を仕留める事はできましたが、なんだか物足りないまま、明日以降に期待して納竿としました。ただ、明日から3日ほどは、この日よりももっと高い最高気温の予報が出ていて、あまり期待はできそうもありません。なにせ、釣りになりそうな時間帯は、朝夕の2時間づつくらいしかないのですから。早く涼しくなって欲しいものです。

足跡だらけの釣り場でも32cmが出た50cmクラスもいる筈なのだが・・しかし、釣れるのは尺前後まで

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+VarivasShockLeader16lb、
Ryuki60S/赤腹ヤマメ、Sukari50SSdeep/赤腹ヤマメ、他

【9月9日(月)】

この日の未明に、過去最強クラスの台風が首都圏を通過し、大混乱となった様です。この台風の影響で強い南風が吹き、帯広では33.1℃の最高気温を記録。また、道内24か所で9月としての最高気温の記録を更新する事態となってしまいました。明日・明後日も30℃前後の予報が出ており、この時期としては記録的な高温が続くとのこと。ちなみに、2011年からの6年半(6/7/9/10月)の間に、同じ十勝の1本のニジマスの渓で217尾のニジマスを釣っており、そのデータを解析した結果から、以下の傾向が有る事が分かっています。

最高気温(←クリックでデータ表示)が15℃前後に、最低気温が7℃前後に最も大物の釣れる可能性が高くなる。
・最高気温が高くなるほど大物は釣りづらくなり、30℃に近づくと大物はほぼ釣れない。

つまり、この日から3日間はニジマスの大物は望めないという事になります。判ってはいるのですが、この日はタイミング悪く、八王子の管釣り友のHGさんが十勝にやってきました。昼間のクソ暑い時間帯は流石に釣りにならず、道の駅で3時間ほどもヒマ潰しした後、いつもの十勝のニジマスの渓へ2時間ほどだけ入渓してみました。

9月なのに30℃を超える真夏日となった十勝の渓おチビちゃんがヒット

HGさんはベテランのフライマンで、彼なら高温下でも多少は釣れるのではと期待したのですが、やはりそうは問屋が卸してはくれませんでした。彼にもおチビちゃんが2尾釣れただけで、結局は汗だくになってガックリ疲れ、引き上げる羽目に、・・・ちなみに私はと言うと、HGさんにポイントを譲っていたせいもありますが、下写真の20cmほどのおチビちゃんが1尾釣れただけ。実は17時ころに私のミノーに良型のヒットがあったのですが、喰いが非常に浅く、途中でバレてしまいました。やはり季節外れのクソ暑い日は、セオリー通りの様です。なんというか、今シーズン最悪の日でした。

キャスティングするHGさんHGさんの2尾目は28cmほどのニジこの日の私の唯一の釣果がこれ

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+VarivasShockLeader16lb、
Ryuki60S/赤腹ヤマメ、Sukari50SSdeep/赤腹ヤマメ、他

【9月10日(火)】

この日も帯広では31.4℃を記録する真夏日となり、道内8か所で9月としての最高気温の記録更新がありました。どうせこんな日は大物は釣れないと、この日はニジマスの渓の源流部へ、涼みがてら、オショロコマやアメマスを釣りに行きました。ただ、最近はほとんど雨が降っていないため、源流部の透明度は非常に高く、ルアーを見切られてしまい、ほとんど釣りになりません。それでも、某放水路の出口付近で40pジャストのアメマスをヒット。他に25cmほどのニジマスやオショロコマ多数が釣れてはくれました。

十勝のニジマスの渓の源流部へ運よくヒットしてくれたアメマス40cmチビニジマスとオショロも釣れた

その後はこの渓の最源流部へ移動し、ヒグマの出そうな渓を少しだけ釣りました。帯広市内は真夏日でしたが、流石に最源流部まで来ると、気温は22℃程度と快適で、良いお天気を相まって、非常に気分の良い時間を過ごせました。オショロコマを狙いましたが、この付近では昨年から急激に魚影が薄くなり、今回はついに500mほど釣って釣果はオショロ3尾とチビニジマス1尾だけと、超寂しい結果になってしまいました。ここ数年、ニジマスなどがあまり釣れなくなってきているせいか、オショロを大量に釣って持ち帰り、食べている様なエサ釣り師が増えているそうで、知床などでも同様の現象がみられています。世も末です。

ニジマスの渓の最源流部は涼しかったここでも小さなニジマスに・・オショロコマが多少は釣れてくれた

そして、夕方は16時ころから再び釣り友のHGさんと落ち合い、前日と同じ釣り場でニジマスを狙いました。HGさんは午前中からこの渓で釣っておられ、尺足らずを7尾ほど釣り上げたそうです。やはり、真夏日の様な気温の高い日は、フライでも大物は出て来てはくれない様ですね。結局、夕方の2時間ほどでHGさんに尺足らず3尾、私にも尺ちょうどと28cmの2尾が釣れただけで、冴えないミニオフになってしまいました。さて、HGさんは10月初まで北海道におられるそうですが、ここは一旦はお別れし、明日以降はそれぞれの釣り場へ向かう事にしました。また折りを見て、ミニオフを行いたいと考えています。

フライキャスティングのHGさんドライフライで出た28pほど私にも尺ニジマスまでは釣れてくれた

【使用タックル】
ShimanoCarddiffNX/S72L、StradicC3000、SunlineCastawayPE25lb(1.5号)+VarivasShockLeader16lb、
Ryuki60/50/赤腹ヤマメ、Sukari50SS/ハヤ、他