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単独釣行レポート

北海道遠征2015 釣行日誌(2)(9月11日〜9月20日)


2年ぶりの北海道遠征釣行に出かけました。昨年は病気と療養で遠征が叶いませんでしたが、今年また北海道を訪れることのできたことを感謝しています。今回は1ヶ月半程度の日程を予定していますが、体調はそれでも未だ万全では無いため、健康状態と相談しながらの遠征旅行になりそうです。また、体力的に厳しい釣行は控え、観光も交えたのんびりとした遠征を考えています。今回も、その日に起こった様々な出来事を、写真と文章で日誌形式で綴って行きたいと思います。(下写真は、道東のアメマスの海)

注:釣り場の特定を防ぐため、風景画像に大幅な修正を加えるか、同イメージの別の場所の写真を使用しています。ご了承下さい。


【9月11日(金)】

十勝の本命の渓は絶好の状況釣れたのはこのサイズが2尾とこんな超おチビちゃんが2尾だけ

天気予報がまたまた大ハズレで、終日大雨の予報が午後からは全く降りませんでした。2時ころには道路が乾いてくる始末であり、帯広市内で雨宿りの予定をしていましたが、急遽、夕方に十勝の本命のニジマスの渓に入りました。ただ、この渓も小型化が著しいことをネットからの情報で確認していて、期待はせずに夕方15時ころから釣り始めました。ほんの2時間ほどでしたが、ここぞと言う大場所からは・・・写真のおチビちゃんが2尾と、よくもまぁ鉤に掛かってくれたなと感心する様な超おチビちゃんが2尾だけ。これも、地元のじっちゃんたちがせっせと橋の上から釣っては食べ続けた結果なんでしょうね。ガッカリでした。

【使用タックル】
DaiwaLibertyClubEging832ML、SensiLiteMG2500、PE1.5号+SeagarGrandMax1.75号
Ryuki50/60S/鮎/赤腹ヤマメ、他

【9月12日(土)】

翌朝は熊の出そうな上流域へなんとか31pまでを確保あとはこんなおチビちゃんばかり

翌朝も同じ十勝のニジマスの渓に入りました。下流域は釣り切られて、チビニジマスしか釣れそうもないので、熊鈴・爆竹・熊スプレーを用意して、熊の出そうな上流域へと入渓してみました。しかし、下流が釣れなくなると誰もが奥へと入る様で、足跡だらけ。3時間ほど粘りましたが、なんとか31pを頭に5尾の釣果でした。ただ、31p以外のニジマスはどれも25p以下のおチビちゃんばかり。小型化が進んでいるとは聞いていましたが、ここまでヒドい状況とは思ってもみませんでした。ちなみに、2011年に初めてこの渓を訪れた時は、50p、42pの大物が普通に釣れましたが、年々来る度に魚影は薄くなり、遂に尺物1尾がやっとの状況まで落ちてしまったと言う事の様です。

午後は道東のアメマスの渓へ唯一釣れたアメマス30pここでヤマメが釣れたのは初めて

余りにも釣れないため、午後は一気に大きく移動し、いよいよ道東のアメマスの渓をめざしました。この2年ほどで高速道が延伸され、道東入りが随分と楽になりました。ただ、現場に到着して渓を見てガッカリしました。橋の上から淵を覗くと多数の大型アメマスの遊弋する姿が見えるはずなのですが、幾ら魚影を探してもまるでアメマスの姿は見えません。時間も無いため取り敢えずいつものポイントへと入渓してみましたが、やはりアメマスの姿は全く見えず、たまに見える魚影は全てサケでした。それでもルアーを投げていると、30pほどのアメマスが1尾だけヒット。あとはヤマメがスレ掛かりして来ただけでサッパリでした。

【使用タックル】
DaiwaLibertyClubEging832ML、SensiLiteMG2500、PE1.5号+SeagarGrandMax1.75号、Ryuki50/赤腹ヤマメ、他
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader25lb、Larus80/24/Chart、Dコンタクト85/鮎/Chart

【9月14日(月)】

河口には釣り人2人・・釣果無しアメマスの渓にアメマスはいない最源流部の渕までウグイだらけ

13日の日曜は釧路で洗濯・買い物で過ごしました。夜半に少しだけ雨が降った様ですが、アメマスの渓は全く濁りのないクリアな状況でした。道東へは来たばかりなので、取り敢えず2つのアメマスの渓の河口から源流部まで、アメマスの魚影を探して回ることにしました。午前中は往年の銘アメマスの釣り場を幾つか見て回りましたが、愕然としました。どの橋の上から淵を覗いても、アメマスの群れが全く見えないのです。最源流部の橋の上から魚の群れが見えましたが、良く見るとウグイでした。10年前から河口や中流部にはウグイを見かけていましたが、最源流部でウグイを、しかも群れで見たのは初めてでした。ただ、良くみるとアメマスも混じってはいましたが、数は非常に少なく、ウグイ20尾:アメマス1尾程度でした。

午後はもう一つのアメマスの渓へ地元の釣り師は50pをヒット結局この日釣れたのはこれだけ

午後からはもう一つのアメマスの渓を探索してみましたが、こちらも同様に橋の上から見える魚の群れはウグイかサケだけでした。ただ、地元のベテランルアーマン氏に色々と話を聞きながら釣っていると、流石にベテランはそれでも釣るんですね、40p位のと50p位のを目の前で釣り上げていました。で、結局私に釣れたのは上右写真の30pほどが1尾だけ。これじゃ山形あたりで釣ってる方が余ほど良く釣れますよねぇ。

今日で北海道入りして2週間が経過しましたが、ニジマスもブラウンもアメマスも、全ての釣り場で過去最低の釣果です。しかも、千歳のブラウンのダム湖でも道東のアメマスの渓でも、ウグイだらけになって来ています。石狩川源流部でも、かつてはオショロコマが釣れていた場所で、数年前からイワナが釣れ始め、現在はウグイばかりになってしまったとも聞いています。どうやら北海道全体で、サケがマグロやマンボウに置き換わった様に、ニジマスもブラウンもアメマスもウグイに置き換わりつつあるのではないかと思えました。世も末ですね。

【使用タックル】
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader25lb、Larus80/24/Chart、Dコンタクト85/鮎/Chart

【9月15日(火)】

釣り人は多いが釣れていない真新しい熊の足跡に退散スレで掛かったサケは良く引いた

この2日ですっかり戦意喪失してしまったため、朝起きたのはもう7時過ぎ。まだ遡上していないアメマスがいるのではないかと、近くの漁港を見に行ったが、工事中で釣り場に入れずガッカリ。その後もブラブラとあちこち見て回り、ルアー・フライの釣り人に6人ほど出会ったが、なんと全員アメマスは釣果無しとのこと。夕方になって2時間ほどだけ竿を出したが、最初の釣り場でいきなり真新しい熊の足跡を見つけて大急ぎで退散させられ、大きく移動したポイントではサケがスレで掛かってしまい、100m近くも走られ、釣り場は大騒ぎに。でも、結局この日はアメマスは1尾も釣れませんでした。

【使用タックル】
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader25lb、Larus80/24/Chart、Dコンタクト63/72/鮎/Chart

【9月16日(水)】

河口はサケ釣り師で一杯目の前でサケが次々と釣れる午後からは別の渓の最源流部へ

午前中はアメマスの渓の河口でルアーを投げていると、なにやら海辺では次々とシロザケ(アキアジ)が釣り上げられていました。ここ3年ほど不漁だったサケですが、今年は道内全体で非常に良く釣れているそうです。隣の河口付近では1日に30本のサケを釣った人もいるそうで、今、北海道はこの釣りに湧いている様です。ちなみに、私のここでの釣果はウグイ1尾と、スレでまたまたサケが掛かってしまいました。午後からはもう1本のアメマスの渓へ移動。前日までは25lbの太いショックリーダーに80mm以上の巨大なミノーで大物狙いを行っていましたが、これが釣れなかった原因です。今日はリーダーを16lbに、ミノーはDコンタクト63にサイズダウンして小型のアメマスを狙う事にしました。

尺前後のアメマスが次々とヒットスレで85cmのビッグサイズこの日の最大は38cmどまり

釣り場もこれまでより魚影の濃い、源流部に近い場所を選びました。ただ、この付近はサケの産卵場でもあり、また熊の出没する危険な場所でもあるため、あまり気持ち良い釣りではありません。またまた熊鈴・爆竹・熊スプレーの重装備?でビクビクしながらの釣りです。ただ、予想通りにこの付近は小さなアメマスの魚影が素晴らしく、夕方の3時間ほどだけで、17尾のアメマスを釣り上げることができました。ただ、サイズは非常に小さく、最大でも38cm。殆どが尺前後であり、中には15cmほどの超小型も釣れてしまいました。サイズさへ気にしなければ、数はそれなりに釣り上げることは可能な様です。

【使用タックル】
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader16lb、Dコンタクト63/Chart

【9月17日(木)】

朝から前日より更に源流部へここでは38pまで20尾ほど今日もやってしまった・・・

この日も前日と同じ釣り方で朝から小物釣りでお茶を濁すことにしました。前日よりももう少し源流部に近いポイントに入りましたが、ただ、ここもシロザケの産卵場らしく、あちこちでサケ達がバシャバシャと飛沫を上げています。気を付けないとサケがスレで掛かってしまう訳ですが、・・やっぱり・・今日もやってしまいました。ちなみに、ミノーは小さなものに切り替えていますが、ロッドはサケ釣り用、リールは3000番、ラインも16lbショックリーダーと、大物狙いそのままのタックルです。なぜかと言うと、サケをスレで掛けてしまっても、フックが伸びてミノーが魚から外れるだけで、ミノーを持って行かれたり竿を折られたりする心配が無いからです。

夕方は有名ポイントで大物狙いやっと出た41cm久し振りに自分撮り

昼過ぎまでこの付近で釣りましたが、途中からは更に小さなRyuki45Sと言うミノーに切り替えたため、小さなアメマスが次々とヒットし、この付近だけで20尾を数えました。夕方は下流部の有名ポイントへ移動して、少しだけ大物狙いを試みました。ただ、2年前の様な70pを超える様な超大物は皆無ですので、ミノーは小さめのDコン72チャートヤマメを使いました。1時間ほどの釣りでしたが、こちらのポイントでは4尾のヒットがあり、最後の最後になんとか40pを超えるサイズをゲット。久し振りに自分撮りをしました。ちなみに今回の北海道遠征で40pを超えるサイズが釣れたのは今回が初めてです。なんとも情けないと言うか、寂しい限りですね。

【使用タックル】
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader16lb、Dコンタクト63/72/Chart、Ryuki45S鮎

【9月18日(金)】

ブルックとバイカモの渓これは東北のイワナと変わらない斑点の青みがかった変なイワナ

小物しか釣れないアメマス釣りは、大雨でも降って新たなアメマスが遡上してくるまで、しばらくの間お預けにすることにしました。この日はブルックトラウトの釣れることで有名なバイカモの渓に入り、小物釣りです。毎回道東に来たときは必ずここにも立ち寄る事にしていますが、年々減少していたバイカモが今年は復活して大繁殖していました。ただ、4年前に来た時はオショロコマ(ブルックかも)ばかりが釣れていたこの渓ですが、2年前にはイワナが大幅に増え、今回は19尾中16尾がイワナ、オショロコマは3尾だけでした。オショロコマの方がより寒冷な地を好む訳ですが、ここでも温暖化の影響が出ているのでしょうか。

オショロコマに近いブルックか?赤い側斑には青い縁取りがあるエゾヤマトリカブトが綺麗

ところで、ここで釣れるイワナには2種類あって、東北のイワナと同じ様なタイプと、白斑がやや青みがかった体色の茶色いタイプが見られます。(魚の写真4枚はクリックすると拡大表示できます) ブルックとイワナの混血なのか、それとも単なる地域差なのか、地元の人にも聞いてみましたが、良く判りません。また、これまでオショロコマと思っていた魚ですが、良く見るとブルックトラウトの特徴である青い縁取りのある赤い側班が見られます。背びれにも斑点が明瞭に有ることから、これらの個体はブルックの幼魚なのかも知れません。ちなみに、この日の釣果は32cmまでのイワナと23cmまでのオショロコマ?でした。

【使用タックル】
DaiwaLibertyClubEging832ML、SensiLiteMG2500、PE1.5号+SeagarGrandMax1.75号、Ryuki45/50S/赤腹ヤマメ

【9月20日(日)】

川幅全体が濁流となったアメマスの渓漁港はサケ釣りでお祭り騒ぎ私には大きなウグイが4尾

19日の釧路は150mmを超える数年ぶりの豪雨で警報が出る始末でした。そのため、アメマスの渓も上左写真の通り、川幅全体が濁流で一杯になり釣りどころではありません。こうなってしまうと道東では5日程度は透明度が上がらず、釣りもお預けです。仕方なく、近くの漁港にまだ遡上していないアメマスを求めて出かけました。漁港では今、シロザケ釣りが盛んで、港中のあちこちで大きなロッドが曲がっていました。そんな中で、黄色いミノーを投げ続けていたのは私だけ。アメマスが漁港内にいれば、大きくジャンプなどをするのですぐに判るのですが、この日はアメマスの姿は有りませんでした。釣果はスレで大きなウグイが4尾も。漁港の中にもウグイがウジャウジャいるんですねぇ、参りました。

【使用タックル】
TailWalkKeison(鮭鱒)90、Biomaster3000、PE2号+ShockLeader16lb、Larus80/24Chart、Dコンタクト85/Chart