オフラインレポート

第8回寒河江オフレポート(7月1-2日)


今回で8年目になる寒河江オフを、今年も開催しました。この寒河江オフは、なぜか酷暑晴天と雨の日が毎年交互にやってきます。今年も予定通り?に雨の寒河江オフとなりました。昨年は50cmオーバーを超えるイワナも飛び出し大騒ぎでしたが、今年はC&R以外では全く魚の姿を見ないという、ちょっと寂しいオフになってしまいました。しかし、ネット上の皆が直接顔を合わせて釣り談義に花を咲かせるというオフの醍醐味は、今年も十分に堪能できました。オマケで最近の堰堤プールの釣りの状況もあわせてお伝えします。

注:場所の特定を防ぐため、風景画像の一部に大幅な修正を加えるか同イメージの別の写真を使用しています。


【7月1日(土)】


寒河江オフを毎年この時期に実施するのには、それなりに訳があります。雨でたたられることもあるのですが、堰堤の釣りをメインコンテンツにしている当サイトとしては、堰堤プールで最も釣果の上がる7月初〜2週目までの間にオフを開催したい訳です。加えて、キャンプ中心となるため、アブなどの虫もまだ大発生していなくて、しかも暑くもなく寒くもないこの時期が、寒河江オフには最適と考えています。ただですねぇ、時々はハズレます。今年は雨でしかも堰堤の釣果無し・・・今回のレポートは魚の写真があまり出てきませんので、あしからず。


この日は午前中から曇り時々晴れのまずまずのお天気。しかし、誰か雨男でもいるんでしょうか、皆が集合し始めた午後4時ころ、にわかに雨が降り出し、夕方には豪雨に見舞われてしまいました。それでも皆、C&Rで思いおもいの釣りを楽しまれた様で、小さいながらもイワナの釣果があった様です。私も久しぶりにC&R区間で釣りを試してみましたが、25cmくらいまでの非常に綺麗なイワナ君が、数尾お相手してくれました。ま、放流物であることは間違いないのですが、キャンプサイトのすぐ横で釣れてくれるのは、何にもまして、ありがたいですね。


夕方はにわかに豪雨となってしまったため、早々に宴会に突入してしまいました。今回はなべちゃんさんに持ってきて頂いた大型のテント型ターフに非常にお世話になりました。8人が楽に座れて、雨風をほぼ完全にしのげますし、天上が高いので、中でバーベキューまでやってしまいました。雨は暗くなるころには小降りとなり、酔いが回るころにはすっかりと自宅でくつろぐ雰囲気になってしまい、釣り談義に花が咲きまくり。何度やっても、この至福の時間がたまりません。

「大」さん及川さんなべちゃんさん
Buuさん風玉さん本田さん
かのかのむしさんK++

今回、福島から「大」さんにも参加して頂きましたが、彼とはPCVANというパソコン通信(今となっては死後ですな)からのお付き合いで、もうかれこれ20年近くになります。お互いすでに良い歳になってしまい、昔の元気はありませんが、それでもこういったキャンプオフでは歳を忘れてはしゃぎまくりです。彼と本田さんはフライマンであり、他のルアーマンとは話が合わないはず?なのですが、全然そんなことはありません。なぜ他所では、フライマンとルアーマンは話が合わないんでしょうね、全く不思議です。

米沢牛の焼肉高級酒!これ全部で幾ら?「大」さん作ミネストローネ
風玉さんの海鮮焼きスイートコーン

そして、今回も実に沢山のご馳走にありつけました。米沢牛のBBQだけはいつも私が用意してくる定番ですが、今回は風玉さんが新潟からごっそりと海鮮焼きの材料を持って来て頂きました。「大」さんのミネストローネも寒河江オフでは定番になりつつあります。かのかのむしさんがお酒関係のお仕事らしく、いつも美味しいお酒を差し入れて頂いてますが、今回は「九朗左衛門・裏・雅山流」に「EDRADOUR」という超レア物の高級酒を持って来て頂き、んーー、こんなところでこんなお酒にあり付けるとは思ってもみませんでした。ちなみに焼酎の「魔王」は昨年の寒河江オフのお下がりでした。


【7月2日(日)】


翌朝は二日酔いで皆さんぐっすりとお休みかと思ったら、しっかりと及川さんが釣りをされてました。なんでもルアー釣りは最近覚えたばかりで、今回のオフにはルアー釣りについて色々と教えて欲しくて参加されたとのこと。C&R区間はルアーの練習には最適でもあり、皆のルアーさばきに見入っておられたかと思うと・・・翌朝一番にはご覧のとおり、初の獲物をミノーで釣り上げておられました。おめでとうございます。そして、朝食の後は、皆で記念写真を撮影して解散となりました。下写真は、今回のオフの参加者の皆さんです。皆さん、お疲れさまでした。

かのかのむしさん  、  本田さん  、  「大」さん  、  なべちゃんさん
及川さん  、  K++(中段)  、  Buuさん  、  風玉さん

一旦は解散したものの、やはり堰堤プールに未練は残るもの。雨で濁っていて釣りにならない可能性が高いのですが、5人だけで昨年の50cmUPの堰堤に繰り出しています。ただ残念ながら、今年はこの堰堤では殆ど何も釣れていません。山形では4〜6月にかけて大雨が殆ど無く、どうも魚たちは源流部で安泰な生活を送っている様なのです。他の堰堤プールでも同様で、今年はどこもサッパリの状況が続いています。まぁ、釣れないのを覚悟でこの堰堤にやってきた訳ですが・・・風玉さんにアタリがあったものの鉤に乗らずじまい。結局は全員、オデコに終わってしまいました。

Buuさん及川さん風玉さん
かのかのむしさんお疲れ様! 釣果無し! 残念!

それにしても今年の堰堤プールは寂しいばかりですね。私のホームの堰堤でも43cmが1尾だけ。新しく見つけた堰堤で40cmがもう1尾。大物はたったこれだけです。そればかりか、小さなイワナでさえ数が極端に少ないのです。翌週の7月9日(日)に再びホームの堰堤に出かけていますが、下写真中央の35cmが出てくれたものの、あとはチビが3尾だけ。一方で、源流釣りのほうはと言うと、大物こそ釣れませんが、どこへ行っても入れ食いに近い状況です。源流の餌釣り師のみなさん、その後、いかがですか? 大物は出てませんか?

 Dコン50Sヤマメに来た35cm  

7月に入ってようやく南東北でも大雨がやってきました。寒河江オフでも結構な雨でしたが、翌週の金曜にもかなりの雨量が観測されています。このレポートを書いている13日も大量の雨が降りそうな気配です。・・・ただ残念ながら、水温が高くなってからの大雨では、魚の遊泳力が高まる関係からか、源流のイワナたちは下流部へとは落ちては来ない様なのです。堰堤プールの釣りの季節は、梅雨の明けるまでのあと2週間ほどと見込んでいますが、もう一度、大物のレポートが書けるかどうか・・・微妙なところです。


【今回使用のタックル】
Wellner8ftTroutRod、シマノSensiLiteMG2500、呉羽SeagerAce1号(6lb)、D-contact50Sヤマメ/TS、SuperSinkingMinnow50Sヤマメ、TroutTune55S6gTS、Wavy50Sヤマメ、他