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勝手気ままに書いてます  釣りの コラム


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ホームページのことその他 2014/11/25

 私がネットと関わりを持ち始めたのは、もう30年近くも前のことです。当時はまだ、ネットと言う概念すら誰もが知らない時代でした。1985年にPC-Vanといういわゆる「パソコン通信」が商業利用される様になり、興味本位で参加したのが、私のネットとのお付き合いの始まりでした。遠く離れた人たちと、文字で、しかもタイムレスにコミュニケーションが取れる事に大変な驚きを感じたのを今でも覚えています。

 1995年になると、インターネットの商業利用が解禁され、一気にネットの時代は加速し始めました。多くのパソコン通信が次々とインターネットへと移行し始め、私が当ホームページ(HP)を開設したのも、それから間もなくの頃でした。ネットの進化するスピードは想像以上に早く、やがて多くの趣味人たちが自らのHPを立ち上げ始め、2002年頃には個人HPの黄金時代を迎えました。当時、多くの個人HPは、人的コミュニケーションのツールとして利用されていたのです。

 しかし黄金時代はそう長くは続きませんでした。当時(今でもそうかも知れませんが)、見栄えの良いHPを作るには、それなりの知識と技術が必要であり、多くの人には手に負えなかったのです。2004年ころになると、そんなHPの難点を反映してか、誰にでも比較的簡単に開設できるブログ(WebLog)が普及し始めます。更に2006年ころからは、MixiなどのSNSが人的コミュニケーションの中心になって行きました。HPはやがて一方通行の「見るだけのもの」へと変化してゆき、個人HPもその多くが閉鎖されて行きました。

当時使用していたパソコンPC98VM PC-VANのオープニング画面 NIFTY-Serveのオープニング画面

 そして2014年現在、個人で当時からHPを継続している人は本当に少なくなってしまいました。恐らく最盛期の1/100にも満たないでしょう。当HPのアクセス数も2006年をピークに、現在は当時の1/4程度まで減少しています。では、誰のために、何のために、このHPを書いているのでしょう? その答は、沢山の人に見てもらいたい、或いはコミュニケーションのため、と言う理由では無くなってきています。

 HPを開設したころは、私もいわゆる「アクセス数」の増えてゆくのが一つの楽しみでした。当初はアクセス数こそがHPの人気のバロメーターであると皆が信じていたのです。しかし、そんな時代はもう10年以上も前に終わりました。人的コミュニケーションのツールとしては何の役にも立たなくなってしまった現在のHPでは、アクセス数の多さは、単なる興味の度合いを表す数値に過ぎないでしょう。美人の女性がHPで自らの水着写真でも公開すれば、アクセス数はすぐに数100万を超えてしまいます。

 ちなみにHP開設当初は、釣り関係の検索サイトやポータルサイトにこのHPを登録し続けていました。しかしそんな作業も、もう10年近くもやっていません。FaceBookでHPの更新状況を伝えようとしたこともありましたが、最初の1回だけで止めてしまいました。多くの人に見てもらい共感して欲しいと言う気持ちはもちろん有りますが、それよりも、自由な紙面があり、そこに好き勝手な事を書き続けることができるという、いわば自己を発散する場として、HPを続けているのではないかと思っています。

 この「自己発散」を別の言葉で言い換えるとすれば、言葉は悪いですが、あれこれと自分の考えや写真などを公開することで、ウサを晴らしていると言うことでしょうか。多くの人は、例えば友達や恋人に、とりとめも無い話をし続けることで、気分がスッキリするでしょう。場合によっては、その相手は、愛犬や或いは仏像でも構わないのです。様々な形で自己を発散する事ができれば、その人の心には安らぎがやって来ます。これが私がHPを公開し続けている一番の原動力となっている様に思います。


 ただ私の場合、HPを続けている理由は他にも幾つか有りそうです。一つはプログラミングが好きだからです。当サイトは、PHPやJavaScriptと言ったHP開発言語を多用して、多くを自動化しています。恐らく、個人のHPでここまでやっているサイトはそう多くは無いでしょう。でも、あれこれと工夫をしてプログラムを書くのが楽しいのです。普段の生活の中で、こういった開発言語を使える機会はそう多くはありません。

 それからもう一つ、このHPは私自身の様々な記録となっています。コラムは普段から自分で思い描いている様々な事柄の備忘録であり、釣りのレポートは写真入りの立派な釣行の記録であり、写真館は気に入った写真を入れておく便利なアルバムなのです。少なくとも1997年以降については、HPを見れば過去に自分が何をやってきたのか、どうやって過ごしてきたのかを、すぐに明瞭に思い出す事ができます。

 1.自己発散の場、2.共感を得る、3.コミュニケーション、4.プログラミングの場、5.自己の記録、6.頭の体操

 最後にもう一つ考えられる理由は、頭の体操でしょうか。指の運動はボケ防止になる、という報告があります。文章を考えることも頭の働きを活発化します。コラムを書く際にも、間違いや思い込みを無くする様にと、ネットから様々な情報を集めます。HPのお蔭で、この歳でも毎日が勉強の日々となっているのです。それを見てくれる人の数に関わらず、外に向けて何かを発信し続ける事はとても大事だと思います。

 そんな事で、お暇な方はこれからもお付き合い下さい。気の向くままに。


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